2030年予測、仮想通貨市場は6兆→25兆ドルに|BTCやXRP価格は?
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米資産運用会社のARKインベストは19日、暗号資産(仮想通貨)市場全体が2030年までに25兆ドル規模に達すると予測していることが明らかになった。
この予測は、著名な投資家キャシー・ウッド氏が率いる同社の強気な姿勢を改めて示す。実現すれば、現在の市場規模から飛躍的な成長を遂げることになる。
Ark Invest is predicting by 2030, 1 $ETH = 200k
— Altcoin Daily (@AltcoinDaily) September 19, 2025
25 trillion market cap = ~$200,000 Ethereum
Director of Research @LorenzoARK explains: pic.twitter.com/eJ0EhOL4Pm
アーク・インベストが予想する2030年の仮想通貨市場
アーク・インベストで仮想通貨リサーチ部門を率いるロレンソ・ヴァレンテ氏は、2030年までに仮想通貨市場全体が25兆ドル規模へ拡大する可能性があると指摘した。これは現在の約4兆ドルから、6倍以上の成長を意味する。
同社の試算によれば、ビットコイン(BTC)は70万ドルに到達し、市場シェアの約58%を占めると仮定した場合、その時価総額は14兆4900億ドルに達する見通しだ。
また、現在の市場シェア約13.5%を持つイーサリアム(ETH)は、最大で約2万8000ドルに達する可能性がある。市場規模が25兆ドルに拡大した場合、イーサリアムの時価総額は約3兆3750億ドルと算定されている。
一方、リップルに関しては2つのシナリオを提示している。
基本シナリオでは、現在の市場シェア4.5%を維持し、価格は約18.86ドルに達すると予測。楽観的シナリオでは2017年の最高市場シェア18.1%を回復し、リップルは今後、75.60ドル付近まで高騰する可能性があると見ている。
ただし、これらの予測は技術革新や規制の動向、経済環境など多くの要因に左右される点も指摘されている。
さらに、投資家の関心がイーサリアムやリップルといった実用性を重視する通貨へシフトしつつある現在の市場環境において、2030年もビットコインが市場の過半数を占めるとする見方には懐疑的な見方もある。
レイヤー2技術が切り開くビットコインの未来

ビットコインは現在、デジタルゴールドとしての地位を確立したものの、トランザクション性能など実用面では主要アルトコインに後れを取っている。
こうした課題を克服するため、レイヤー2技術を活用し、機能拡張を図る新しいプロジェクトが次々と登場している。
その代表例が、Bitcoin Hyper(HYPER)だ。
ホワイトペーパーによると、同プロジェクトはソラナ仮想マシンを統合し、ビットコインの強固なセキュリティを維持しながら、高速かつ低コストの取引処理やスマートコントラクトを実現しようとしている。
Bitcoin Hyperの将来性はすでに市場関係者の関心を集めており、現在進行中のプレセールでは総額1800万ドルの資金調達に成功。プロジェクトの成長に伴う価格上昇を見越した投資家たちが積極的にHYPERトークンを購入している状況だ。
アーク・インベストの予測が現実化するためには、ビットコインが単なる価値保存手段にとどまらず、アプリケーション基盤としての成長が求められる。その実現には、Bitcoin Hyperのような新興プロジェクトの成長が必要不可欠だ。
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