アダムス前NY市長のミームコインNYCが暴落、不正疑惑も浮上

エリック・アダムス前ニューヨーク市長は12日、独自のミームコインNYCを発行し、直後に価格が暴落する事態となった。
時価総額950億円から30分で急落
アダムス氏は退任から約2週間後となる同日、タイムズスクエアで記者会見を開き、ソラナ(SOL)ブロックチェーン上で新たな暗号資産(仮想通貨)を発表。
同氏は、このミームコイン発行は、反ユダヤ主義への対抗や子供たちへの教育資金を調達するための取り組みだと説明している。
NYCトークンの時価総額は一時、最大で6億ドルに達した。しかし、公開から約30分以内に価格が81%以上も暴落し、時価総額は1億ドルを割り込む水準まで低下した。
トークン価格は一時0.58ドルをつけたが、その後0.11ドル付近まで下落している。
投資家の間では、仮想通貨詐欺への警戒感が高まっている。
X(旧ツイッター)のコミュニティノートでは、投資家を欺くラグプル(出口詐欺)の可能性があるとの警告が表示された。
運営側の不透明な資金移動が判明
ブロックチェーン分析企業のBubblemapsは、トークンの流動性管理に不審な点があると指摘している。
分析によると、発行者に関連する仮想通貨ウォレットが、価格のピーク時に約250万USDCをプールから引き出していた。
その後、価格が60%下落した時点で約150万USDCのみが戻されたという。
この一連の取引により、運営側は約100万ドルの利益を得たと見られている。
また、トークンの保有状況も極端に偏っていることが明らかになった。上位10のウォレットが供給量の98.73%を管理しており、価格操作が容易な状態だったとされる。
ある投資家は、20分間の取引で約47万ドルの損失を被ったと報告されている。
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