ETHは10~15年のスーパーサイクルに突入か|BTCにも進化の波

イーサリアム(ETH)
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暗号資産アナリスト
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暗号資産(仮想通貨)トレジャリー企業ビットマインのトム・リー会長は24日、イーサリアム(ETH)が真に中立なチェーンとして、金融機関や政府に選ばれるとの見解を示した

今後10〜15年にわたって、スーパーサイクルに突入する可能性があるという。

同氏は韓国ブロックチェーンウィーク2025の基調講演で、自身の価格予測も公表。ビットコイン(BTC)については、年末までに20万〜25万ドルに達すると述べた。

また、ビットコインは歴史的に第4四半期は価格上昇の傾向があると指摘している。

イーサリアムの今後の鍵を握る真の中立性

リー氏は、イーサリアムの今後の価格について、年末までに1万ドル~から1万2000ドルを目標とし、市場が本格的な価格発見の段階に入れば1万5000ドルまで上昇する可能性があると述べた。

この予測の中心にあるのが、イーサリアムを真に中立なチェーンと位置付ける考え方だ。

同氏はこれを、分散型で政治的に公平、かつ一方的な管理や中央集権化に強いネットワークと定義。

この中立性により、イーサリアムは大手金融機関、米国議会やホワイトハウスを含む政策立案者、そしてグローバル企業にとって好ましいブロックチェーン基盤としての地位を確立したと強調した。

さらに、リー氏はイーサリアムが10年から15年のスーパーサイクルに突入すると予測している。特に、AI仮想通貨やロボティクスの分野でトークン化経済への移行が進むことが原動力になると分析。

これらの分野では、機械間の取引にイーサリアムのインフラが不可欠になるとの見方を示した。

イーサリアムの今後の成長を後押しする複数要因

リー氏が指摘する価格上昇の触媒は複数存在する。

第一に、米連邦準備制度理事会(FRB)が金融引き締めから緩和へと政策転換したことで、仮想通貨のようなリスク資産にとって好ましいマクロ経済環境が生まれている。

第二に、イーサリアムが持つスケーラビリティの向上、中立性、相互運用性といった構造的利点が、公平な決済層を求める機関投資家の需要と一致し、ウォール街や政府による採用を加速させている。

第三に、トランプ政権がデジタル資産に対して積極的な姿勢を示していることも、規制の明確化と機関投資家の信頼感を高めているという。

第四の要因は実世界での採用実績だ。2025年7月には米国の現物イーサリアムETFへの記録的な資金流入があり、シンガポールのDBS銀行がイーサリアム上で仕組み債を発行するなど、伝統的金融における役割が証明されつつある。

最後に、イーサリアムとAIやロボティクスとの相乗効果が、自律的なシステムが取引を行う機械経済の基盤として、ETHへの前例のない需要を生み出すと期待される。

リー氏は、イーサリアムが持つ地理的な偏りのないグローバルな採用への適性も、今後の成長を支える重要な要素だと付け加えた。

ビットコインのエコシステムを革新する新星

こうした市場の進化はイーサリアムだけに留まらない。仮想通貨の元祖であるビットコインのエコシステムにおいても、その可能性を飛躍的に高めるプロジェクトが登場し、大きな注目を集めている。

それが、ビットコインの機能を拡張するために設計されたレイヤー2ネットワークBitcoin Hyper(HYPER)だ。Bitcoin Hyperは、ビットコインがネイティブにサポートしていないスマートコントラクトや分散型アプリケーションの実行を可能にすることを目的としている。

具体的には、高速処理で知られるソラナ仮想マシンを導入し、ビットコインの堅牢なセキュリティ基盤の上で、より高度で効率的なアプリケーション展開を実現する。これにより、ビットコインは単なる価値の保存手段から、活発な経済圏を支えるプラットフォームへと進化する可能性を秘めている。

この革新的なアプローチはすでに多くの投資家の関心を引きつけており、現在進行中のプレセールでは、すでに1800万ドル以上もの資金調達に成功。2025年で最も力強いプレセールの1つとして、その勢いを増している。

現在のHYPER購入価格は約0.012965ドルとまだ手頃な水準にあるが、この価格帯での提供は間もなく終了すると告知されており、早期参入の好機と見る向きも強い。

アナリストの中には、ローンチ後に100倍もの価格上昇を予測する声も上がっており、ビットコインETFへの資金流入が続くなど市場全体が強気な中で、Bitcoin Hyperは次の大きな波に乗るための有力な選択肢として浮上している。

ビットコインの長期的な価値向上に貢献しつつ、そのエコシステムの中核を担うBitcoinHyperの将来性に、今から注目しておく価値は十分にあるだろう。

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