アライドアーキがJPYCと提携、日本円ステーブルコイン活用へ

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マーケティング支援を行うアライドアーキテクチャーズは8日、日本円連動ステーブルコイン「JPYC」を提供するJPYC株式会社との戦略的協業を開始した。

日本円ステーブルコインを活用した新手法

今回の協業では、日本初の日本円連動ステーブルコインJPYCを活用し、新たなマーケティング施策の構築を目指す。

JPYCは1JPYC=1円の価値を持つ通貨建資産とされ、10月にローンチされた。決済や送金など多用途での活用が期待されており、国内事例も増えている。

アライドアーキは、データとクリエイティブを活用した支援を行っており、今回の協業では顧客生涯価値向上やリピート率改善を狙う。

少額・大量の即時配布など柔軟なインセンティブ設計を可能にし、デジタルウォレットを用いた新たな顧客体験の提供を視野に入れる。

Web3技術の普及と今後の展開

同社は2005年の創業以来、累計6000社超を支援している。独自SaaSやSNS運用、AI技術を組み合わせたサービスに定評がある。

一方のJPYC社は、Web3の社会実装を掲げる企業であり、代表の岡部典孝氏は業界団体の要職を歴任してきた。

今回の提携は、Web3技術の実用化に対する市場の期待感から注目を集め、発表後にはアライドアーキの株価が一時急騰した。

両社は協業の第一弾として、19日に「ステーブルコイン×マーケティングの未来」と題したセミナーを開催する予定だ。

同セミナーでは、ステーブルコインの基礎から先進的な活用法までを解説し、今後得られた知見は業界全体に共有していく方針を示している。

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