【速報】ソラナ(SOL)、史上最高値を更新|ドル建で3年ぶり

暗号資産(仮想通貨)ソラナ(SOL) SOL +0.38%は22日、過去24時間で10%以上上昇し、執筆時点の史上最高値である1SOL=263.69ドルを記録した。
SOL価格は、2021年11月に前回高値である1SOL=260.06ドルを記録後、2022年12月に起きた仮想通貨取引所FTXの崩壊などを理由に1SOL=10ドル以下まで下落していた。
しかし、分散型金融(DeFi)サービスなどを含むソラナ基盤のエコシステム発展や大手機関の積極的な採用により、2023年末から執筆現在までに大きく回復を見せている。
ゲンスラー委員長の退任
今回の上昇の背景としては、米証券取引委員会(SEC)のゲーリー・ゲンスラー委員長の退任するという報道が流れた後に起きている。
同氏は、仮想通貨業界に対して厳しい規制や取り締まりを行っていることで知られており、業界関係者からは反発を受け多くの敵を作っている。
これまでも、大手ブロックチェーンの「イーサリアム(ETH)」やDeFiサービスの「ユニスワップ」などに対し、規制の目を向けてきた。
ソラナに対しても、「SOLは証券であり、それを取り扱う中央集権型取引所(CEX)の大半は証券法に違反している。」という姿勢を見せてきた。
ただしSECは22日、同氏を2025年1月20日付で退任させる意向を発表。
この報道を受け、ソラナを楽観視および投資する動きが見られたことにより、トークン価格が上昇したと考えられている。
現物ETFの審査も開始
また、SOLの現物上場投資信託(ETF)の上場に向けた審査が開始されたことも、トークン価格の上昇を支援したと考えられている。
SECは、ソラナETFの申請(S-1)を行った発行者との交渉を開始したことが報じられた。
ソラナETFの申請を行っている期間は、執筆時点でヴァンエック、21Shares、カナリー・キャピタルとなっている。また、ビットワイズにおいても最近、米デラウェア州政府へソラナETFの登録を申請したことが分かった。
これらの審査が開始されたことで、各証券取引所からもETFの上場申請(19b4)が数日以内に行われる可能性が高いとも言われている。
🚨SCOOP: Talks between @SECGov staff and issuers looking to launch a $SOL spot ETF are “progressing” with the SEC now engaging on S-1 applications, according to two people familiar with the matter. These people say there’s a “good chance” we’ll see some 19b4 filings from…
— Eleanor Terrett (@EleanorTerrett) November 21, 2024