ソラナETFに13日連続資金流入|累計3億7000万ドル到達

ソラナ(SOL)の現物ETFは13日、13営業日連続で資金流入を記録した。
英Farside Investorsのデータによると、10月28日の取引開始以来、純流出を記録した日はなく、累計流入額は3億7000万ドルに達している。
市場と逆行する機関投資家の信頼
この資金流入は、暗号資産(仮想通貨)市場全体が弱含む状況で発生した。
ソラナの価格は10月下旬から20%下落し、約5か月ぶりの安値となったが、機関投資家はソラナ関連商品への資金配分を継続した。
主要ETFであるBitwiseのBSOLとGrayscaleのGSOLが、この動きを支えているとみられる。
ソラナETFへの継続的な資金流入は、他の主要な仮想通貨ETFの動向とは対照的だ。
ビットコイン(BTC)のETFは13日だけで8億7000万ドルの資金流出を記録し、単日では過去2番目の規模となった。
同日、ソラナの価格は153ドルから145ドルへ下落した。
それでも、ETFには資金が流入し続けており、短期的な価格変動と機関投資家の長期的なスタンスに乖離があることが示されている。
ニューヨーク証券取引所が最近ソラナETFのオプション取引を開始したことでヘッジ手段が拡大した点も機関投資家の参加を後押ししている要因とされる。
流入ペースの鈍化と今後の見通し
13日目の流入額は150万ドルで、直近の大規模な流入時期からは落ち着きを見せている。
12日にはBitwiseのBSOLが1246万ドル、GrayscaleのGSOLが559万ドルの流入を記録した。
開始直後の1週間で約2億ドルを集め、1日で7000万ドルの流入があった時期と比較すると、ペースは緩やかになっている。
テクニカル分析では、価格は下落しているものの、相対力指数は売られすぎの水準に近づいており、強気のダイバージェンスが見られるとの指摘もある。
業界アナリストは、ソラナのエコシステム成長とイーサリアムに代わる高性能ブロックチェーンとしての評価が機関投資家の需要を支えていると分析している。
累計3億7000万ドルという流入額は、市場環境を踏まえると、アルトコインを対象とするETFとしては極めて成功した事例の一つといえる。