大手銀行傘下SGフォージ、米ドルステーブルコインを提供へ

アルトコイン
暗号資産ライター
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フランスの大手銀行ソシエテ・ジェネラルの子会社SGフォージは20日、イーサリアム(ETH)上で機関投資家向けの米ドル建てステーブルコインを発行する計画を発表した。

発行は数週間以内に開始される見込みで、初期段階では機関投資家を対象とするが、その後ソラナ(SOL)など他のブロックチェーンへの展開も計画している。

欧州規制準拠の機関投資家向けステーブルコイン

SGフォージによる米ドル建てステーブルコインは、欧州の暗号資産(仮想通貨)規制「MiCA」に完全準拠する設計だ。

同社は電子マネー発行機関としてのライセンスを保有しており、これを活用して欧州連合内で合法的にステーブルコインを運用する。

発行されるステーブルコインは完全な米ドル準備金による裏付けを持ち、銀行の信頼性と公開型ブロックチェーンの柔軟性を兼ね備える。

この点は、JPモルガンのJPMコインなど内部利用に限定された企業向けステーブルコインとは一線を画している。

SGフォージは2023年4月にユーロ建てステーブルコイン「EURCV」を発行しており、今回の米ドル建てステーブルコインは同社のデジタル資産事業拡大の次なる一歩となる。

ステーブルコイン市場での新たな競争力

ステーブルコインの世界市場は約2,500億ドル(約36兆円)規模に達しており、そのほとんどが米ドル建て。

主要プレイヤーであるテザー社のUSDTとサークル社のUSDCがそれぞれ約1,520億ドルと610億ドルの時価総額を持つ中、大手銀行グループの参入は市場に新たな変化をもたらす可能性がある。

特にMiCA規制によりテザーのUSDTがEU内で制限される中、SGフォージには欧州市場で規制に準拠したステーブルコインを提供する大きな機会がある。

世界的にはドナルド・トランプ米大統領の家族が支援するWorld Liberty Financialなど、さまざまな企業がステーブルコイン市場への参入を図っている中、伝統的金融機関による本格参入はブロックチェーン技術の主流化を促進する動きとなる。

SGフォージのジャン=マルク・ステンジェCEOは、ステーブルコインが新しい仮想通貨市場の機能、安全性、制度化に不可欠であると強調。

今回の取り組みは、伝統的金融機関とブロックチェーン技術の融合が加速する重要な一歩となる。

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