米シーベルトが1億ドル調達|BTC、ETH、SOLなどに投資計画

仮想通貨
暗号資産ジャーナリスト
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ナスダック上場の金融サービス会社シーベルト・フィナンシャルは9日、最大1億ドルを調達し、暗号資産(仮想通貨)や人工知能(AI)技術に投資する計画を明らかにした。

この資金調達は、米証券取引委員会(SEC)が同社のS-3フォームを承認したことで実現可能となっており、株式や債券などを通じて市場の状況に応じて迅速に資本を確保できる。

3つの分野に投資

シーベルト・フィナンシャルが確保した資金は、主に3つの分野に充当される見込みだ。

第一に、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)といった主要な仮想通貨の直接購入が挙げられる。第二に、金融分野で台頭する新たなAI技術への投資を行う。第三の柱は、市場での影響力を拡大するための戦略的な企業買収であり、フィンテック関連資産の取得も視野に入れている。

今回のSECによる承認は、仮想通貨とAIにおける革新を目指す同社の広範な戦略に沿ったものだ。

仮想通貨とAIへの注力

近年、仮想通貨市場が成長を遂げる中、伝統的な金融機関が資産の多様化やブロックチェーン基盤サービスへの進出を目的として、デジタル資産に資本を割り当てる動きが活発化している。

また、アルゴリズム取引や顧客サービスの自動化といった分野でAI技術が急速に進歩しており、機関投資家の関心を集めている。

シーベルト・フィナンシャルの動きは、伝統的な金融サービスと、ブロックチェーンやAIといった破壊的技術とのバランスを積極的に追求する同社の姿勢を反映している。

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