リミックスポイント、13.2億円相当のビットコイン追加取得

ビットコイン(BTC)
暗号資産ライター
監修
最終更新日: 

東証スタンダード上場のリミックスポイントは18日、13億2000万円でビットコイン(BTC)を約77枚追加取得した

今回の取得は、8月28日から9月17日にかけて4回に分けて実行された。

内訳は8月28日に約486BTC(8000万円)、9月12日に約762BTC(1億3000万円)、9月16日に約6.46BTC(1億1000万円)、9月17日に約58.21BTC(10億円)となっている。

この追加取得により、同社のビットコイン保有総量は1350.26882154BTCに達した。平均取得単価は1BTCあたり1503万4043円となる。

同社は2024年11月に約4億7000万円相当のビットコインを取得して以来、戦略的な買い増しを続けている。

1000BTCの目標達成後も続く戦略的買い増し

リミックスポイントは6月5日、1000BTC以上の取得という目標を掲げた。同社は新株予約権による資金調達を活用し、わずか8日後の6月中旬に4日連続の購入で目標を達成した。

今回の追加取得は、目標達成後も継続してビットコインを蓄積する強い意志を示すものだ。同社はエネルギー事業と仮想通貨事業の相乗効果を模索し、今後の事業展開が注目される。

今回の買い増しは、同社の戦略をさらに推し進める動きと見られている。

円安対策と好調な業績が背景に

同社がビットコインの保有を拡大する主な目的は、進行する円安対策と金融資産の分散だ。企業戦略においてビットコインは、価値の保存手段であり、インフレヘッジ(物価上昇対策)と明確に位置づけられている。

この戦略を支えているのは好調な業績だ。

8月14日に発表された2026年3月期第1四半期決算では、売上高が前年同期比50.8%増の64億9400万円、営業利益は同3137.4%増の17億4100万円を記録した。

この財務力が仮想通貨の継続的な取得を可能にしている。

同社の仮想通貨ポートフォリオはビットコインに限らず、6月15日時点でイーサリアム、ソラナ、リップル、ドージコインなども含む。

取得総額203億円に対し、現在のビットコイン保有分だけで時価総額は約2,323億2,000万円に上り、同社の戦略の合理性を示している。

リミックスポイントの透明性の高い情報開示は、日本の上場企業による仮想通貨保有の先例となっており、ビットコインの今後を占う上でも注目される。

200万人+

月間読者数

250+

ガイド、レビュー記事

8年

サイト運営年数

約70人

国際的な編集チーム
editors
+ 66人
Cryptonewsでは、投資経験のレベルに関係なく、誰でも暗号資産(仮想通貨)やブロックチェーン、Web3について理解できるよう、分かりやすい情報提供を心がけています。また、2017年に設立して以来、Cryptonewsは仮想通貨業界の信頼できる多言語ニュースをお届けしています。

注目のICOコイン

先行販売中の注目トークンをチェック ── 今が狙い目の有望銘柄も。

マーケットキャップ

  • 7日
  • 1ヶ月
  • 1年
時価総額
$3,116,637,884,567
-0.11
トレンドの仮想通貨

注目記事

ビットコインニュース
ストラテジー、BTC購入停止|準備金21億9000万ドル確保の真意
Naoya Tokunaga
Naoya Tokunaga
2025-12-23 11:10:02
金融・経済ニュース
JPモルガンが仮想通貨取引参入へ|機関投資家需要の高まり受け
Hideaki S.
Hideaki S.
2025-12-23 10:31:32
Crypto News in numbers
editors
筆者リスト + 66人
200万人+
月間読者数
250+
ガイド、レビュー記事
8年
サイト運営年数
約70人
国際的な編集チーム