ミームコイン発行サービスPump.fun、ライブ配信機能を再提供

ソラナ SOL 1.60%のミームコイン発行プラットフォームのPump.funはこのほど、ライブストリーミング機能を全ユーザー向けに再リリースした。

この再提供に伴い、同社はプラットフォーム内のポリシー違反に対する厳格な対応策も導入している。具体的には、規約に違反したユーザーに対しては、ライブストリーミング権限の取り消し、アカウントの無効化などの措置が取られる予定だ。

また、特に深刻な違反行為については、法執行機関へのコンテンツ報告も検討されるとしている。

Pump.funのライブ機能

Pump.funは、だれでも数クリックでミームコインが発行できるプロトコルだ。同プロジェクトのライブストリーミング機能は、プラットホーム内のユーザー同士がリアルタイムで交流できる機能として導入された。

しかし、トークン宣伝に関連する過激なコンテンツが問題となり、2024年11月に一時停止された過去がある。

機能の再提供は、まず一部のユーザー（5%）にのみ再開しており、ユーザー間の信頼回復とプラットフォームの透明性向上を目指した取り組みの一環とされている。

新サービス導入から1ヶ月未満での動き

Pump.funは3月末にも、ソラナ基盤の分散型取引所（DEX）「PumpSwap」の提供をスタートさせている。

同DEXの誕生により、ミームコインなどのトークンがボンディングカーブを完了後、従来のRaydiumへの移行（6 SOLの手数料）なしに即時無料で取引可能になった。

取引手数料は0.25%（流動性提供者に0.20%、プロトコルに0.05%）で、Raydium V4やUniswap V2に似たAMMを採用し、流動性プールの作成・取引を容易にしている。

ローンチから10日で20億ドルの取引高を記録し、今後はトークン作成者への収益分配モデル導入予定だ。