ミームコイン発行Pump.fun、新トークンPUMPの詳細を公開

アルトコイン
暗号資産アナリスト
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最終更新日: 

ソラナ(SOL)基盤のミームコイン発行プラットフォームであるPump.funは9日、新たなPUMPトークンのトークノミクスを公開した

新規公開株式(ICO)は2025年7月12日に予定されており、最大供給量は1兆トークンに設定されている。この配分は、機関投資家の参加、コミュニティへの報酬、エコシステムの成長のバランスを取ることを目的としている。

PUMPトークンの詳細な配分

ICOには総供給量の33%にあたる3300億トークンが割り当てられ、1トークンあたり0.004ドルで販売される。これにより最大6億ドルの資金調達を目指している。

創設チームには20%、既存の投資家には13%が確保されている。また、コミュニティおよびエコシステムの取り組みには24%が向けられる。

その他、戦略的準備金として、ライブストリームのインセンティブに3%、エコシステム基金に2.4%、財団に2%、流動性および取引所との提携に2.6%が配分される。

トークンセールはPump.funのプラットフォームに加え、バイビット、クラーケン、KuCoinなどの主要取引所で実施されるが、MiCA規制への準拠のため、米国、英国、EUの利用者は対象外となる。

大手SNSへの対抗とユーティリティ重視の設計

Pump.funは、Facebook、TikTok、Twitchといった既存のソーシャルメディアプラットフォームに対抗することを目指している。

アルゴリズムによる制御やボットの蔓延といった課題に対処するため、ソラナのスケーラビリティを活用し、分散型のソーシャル体験を提供する計画だ。

計画されているトークン保有者への25%の収益分配は、プラットフォームの成長と保有者の利益を一致させるユーティリティ主導の設計への移行を強調している。

市場ではLetsBonk.Funが強力な競合相手として浮上しており、2025年半ば時点でソラナ上の市場シェア54.5%を獲得している。このため、Pump.funはトークンの実用性を高めることで差別化を図る必要がある。

一般的なミームコインが投機目的で取引されることが多い中、このような実用性の追求はプラットフォームの持続可能性にとって重要となる。

以前には10億ドル規模のプレセールや40億ドルの評価額が噂されたが、公式のICO目標は6億ドルに設定された。

また、規制当局の監視強化を受けて米国やEUの投資家を排除したことで、プロジェクトの国際展開や資金調達の広がりは明確に制約を受けている。

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