ポリマーケットとパークルが提携|不動産価格の予測市場を開始

予測市場大手のポリマーケットは5日、オンチェーン不動産データプラットフォームのパークルと提携した。
パークルが算出する日次の住宅価格指数を活用し、主要都市の住宅価格動向を予測する新たな市場を導入する。
世界最大の資産クラスである不動産を、物件所有なしに取引できる環境が整う。
日次指数で透明な決済、米国主要都市から展開
両社のプレスリリースによると、ポリマーケットが市場の運営と上場を担い、パークルは市場結果の判定に用いられる独立した指数データを提供する。
利用者は特定の都市における住宅価格が月次・四半期・年次などの期間内に上昇するか下落するかを予測できる。
パークルのトレバー・ベーコンCEOは「住宅は世界最大の資産クラスだが、物件レベルの複雑さやレバレッジ、長期の時間軸なしに価格の方向性を示すことは困難だった」と指摘。
「予測市場は勢いを増しており、見解を表明し真実を特定する方法におけるパラダイムシフトを象徴している」と述べた。
ポリマーケットのマシュー・モダバーCMOは「予測市場はデータが明確で結果が議論の余地なく検証できる場合に最も機能する」と強調した。
標準化テンプレートを共同開発、分析ツール統合も視野
初期の展開では米国の主要大都市圏に焦点を当て、利用者の需要に応じて対象都市や市場の種類を拡大していく計画だ。
各予測市場には専用の判定ページが用意され、最終的な決済値や指数の算出方法が公開される。
また、予測市場での決済にはステーブルコインが用いられることが多く、ユーザーにとって利便性の高い環境が整備されつつある。
両社は標準化された市場テンプレートを共同開発し、用語や決済日の整合性を確保する方針だ。
パークルはDefiプラットフォームとして、ポリマーケットの市場から得られる確率データを自社の分析ツール内に予測シグナルとして表示することも検討している。
従来の不動産市場は極めて断片化されており情報の非対称性が課題となっていた。
今回の提携により新しい暗号資産(仮想通貨)を基盤とした新たな投資手段が提供されることになる。