Ondo、XRPレジャーにトークン化された米国債商品を展開

リップル(XRP)
暗号資産ジャーナリスト
監修
最終更新日: 

Ondo Financeは11日、Web3企業リップル社と提携し、トークン化された米国債商品「OUSG」をXRPレジャー(XRPL)上で開始した。

OUSGは、資産運用大手ブラックロックのBUIDL(年利約4.3%を提供)を主に裏付けとし、執筆時点の時価総額は6億8,000万ドルを超えている。

適格購入者は、ステーブルコイン「リップルUSD(RLUSD)」を用いて、従来の銀行の営業時間に縛られることなく、24時間365日いつでもトークンの発行と償還が可能となった。

XRPLへ進出

XRPLは、トークン化機能や分散型取引所(DEX)を備えている。またユーザーに、低コストかつ高速な取引環境を提供している。

そのため従来の米国債をデジタル化したOUSGを展開することで、アクセス性、流動性、効率性を向上させる重要な一歩となる。

さらに、XRPLのネイティブトークンであるリップルxrp logo XRP 0.75%ステーブルコインRLUSDのユースケースを拡大させ、エコシステム全体の活性化にも寄与することが期待される。

RWAのトークン化が進行

今回の動きは、現実世界資産(RWA)のトークン化という大きなトレンドを背景にしている。

機関投資家は、より高い流動性、運用効率、そして金融商品への常時アクセスを求めており、債券や不動産などRWAのトークン化はその解決策として注目されている。

ボストンコンサルティンググループなどが参加した共同報告書では、トークン化資産市場が2033年までに19兆ドル(約2,755兆円)規模に達すると予測されており、長期的な成長への期待が高まっている。

その中でトークン化米国債市場は、ブラックロックやフランクリン・テンプルトンといった大手資産運用会社の参入もあり、市場価値はすでに70億ドルを超えている。

Xrp (XRP)
24h7d30d1yAll time

200万人+

月間読者数

250+

ガイド、レビュー記事

8年

サイト運営年数

約70人

国際的な編集チーム
editors
+ 66人
Cryptonewsでは、投資経験のレベルに関係なく、誰でも暗号資産(仮想通貨)やブロックチェーン、Web3について理解できるよう、分かりやすい情報提供を心がけています。また、2017年に設立して以来、Cryptonewsは仮想通貨業界の信頼できる多言語ニュースをお届けしています。

注目のICOコイン

先行販売中の注目トークンをチェック ── 今が狙い目の有望銘柄も。

マーケットキャップ

  • 7日
  • 1ヶ月
  • 1年
時価総額
$3,109,488,439,956
0.55
トレンドの仮想通貨

注目記事

金融・経済ニュース
2025年12月第4週の仮想通貨ニュース|金融庁、仮想通貨税制見直し
Eiji M.
Eiji M.
2025-12-30 01:47:47
Industry Talk
BTC26年に13万ドル、27年に25万ドル予測|新しい仮想通貨も浮上
Daisuke F.
Daisuke F.
2025-12-29 18:30:00
Crypto News in numbers
editors
筆者リスト + 66人
200万人+
月間読者数
250+
ガイド、レビュー記事
8年
サイト運営年数
約70人
国際的な編集チーム