モネロ(XMR)が最高値更新|ZEC崩壊と機関投資家需要追い風に
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プライバシー重視型暗号資産(仮想通貨)の代表格であるモネロ(XMR)が12日、過去最高値を更新した。一時595ドルを記録し、24時間で18%の急騰を見せた。
この強力な上昇の背景には、競合プロジェクトの失速に加え、機関投資家による需要の変化といった、明確なファンダメンタルズ要因があるとみられている。
ジーキャッシュ崩壊が招いたモネロへの資金逃避
今回の上昇劇を演出した最大の要因は、競合アルトコインであるジーキャッシュ(ZEC)を取り巻く深刻なガバナンス不全だ。
水曜日、ZECの開発を主導するElectric Coin Company(ECC)において、チームメンバーが集団辞任するという異常事態が発生した。
資産管理やプロジェクトの方向性を巡る取締役会との対立、さらに劣悪な労働環境が引き金となったこの騒動は、ZECのリーダーシップにおける深い亀裂を市場に露呈させた。
結果としてZEC価格は数日で20%以上暴落し、週末には360ドル付近の安値まで売り込まれた。
市場参加者は不透明感が増したZECを忌避し、よりガバナンスリスクの低い、クリーンなプライバシー通貨のエクスポージャーとしてモネロへ資金をローテーションさせた形だ。
さらに、ファンダメンタルズを強固にしているのが機関投資家からの関心の高まりだ。
グレースケールやコインベースといった大手金融機関は最新のレポートにおいて、プライバシーコインを重要な成長テーマとして取り上げた。
規制が強化される現代の仮想通貨環境において、財務上の機密性に対する需要はむしろ高まっているとの見解だ。
こうした環境下で、最も実績と流動性を備えたプライバシー通貨であるモネロは、その受け皿としての存在感を一段と高めている。
【1/12最新モネロ価格分析】過熱感とトレンド継続の狭間

出典:TradingView XMR/USD 日足(2025年4月~現在まで)
日足チャートを精査すると、現在のモネロ市場は明確な過熱シグナルを発している。
ジーキャッシュエコシステム崩壊という特大のファンダメンタルズ要因を材料に、XMR価格は短期間で急騰したが、テクニカルの観点からは冷静な調整局面を想定すべきフェーズに入ったと考えられる。
中長期の上昇トレンドは、2025年10月に20日移動平均線(20日MA)が100日MAを上抜けたゴールデンクロスを起点に形成された。
以降、強気構造は一貫して維持されているものの、直近の急騰によって現在の価格は20日MAから大きく上方へ乖離しており、短期的な行き過ぎ感が否めない。
この点は、オシレーター系指標であるRSI(相対力指数)にも表れている。
RSIは買われすぎの目安とされる70を大きく上回り、足元では78近辺まで上昇している。
これは市場が短期的に過熱状態にあり、利益確定売りが出やすい環境にあることを示唆する。
以上のテクニカル指標を総合すると、短期的には移動平均線への回帰を試す展開が濃厚だ。
具体的には、425ドル〜450ドルの価格帯までの下落、いわゆる調整局面を織り込んでおく必要があるだろう。
もっとも、こうした調整は上昇トレンドの崩壊を意味するものではない。
長期の上昇トレンドラインは依然として堅固であり、今回想定される押し目は、市場の過熱を冷ますための健全なプロセスと位置づけられる。
今後の焦点は、425〜450ドルのサポートゾーンで値固めが進むかどうかだ。
この水準で売り圧力を吸収し、サポートとして機能することが確認されれば、過熱感は解消される。
その場合、エネルギーを再充填したXMRは、ゴールデンクロス以降の強気トレンドを維持したまま、次の節目である600ドル、さらには700ドルを視野に入れる展開へ移行する可能性が高い。
モネロ急騰の裏で注目されるビットコイン拡張レイヤー
モネロの急騰は、規制強化に対する匿名性需要と、中央集権的管理からの脱却願望を如実に示した。
だが、資産防衛の本質は隠蔽にとどまらない。最強の資産であるビットコイン(BTC)を、セキュリティを維持しつつ能動的に運用することこそが、次なる資本移動の本流だ。
その戦略的解となるのが、ビットコイン拡張レイヤーBitcoin Hyper(HYPER)だ。
本プロジェクトの中核技術であるソラナ仮想マシンの統合により、ビットコイン単体では不可能な高速DeFi等をサブ秒単位で実現する。
特筆すべきは、ZK(ゼロ知識)証明を用いた堅牢性だ。従来の中央集権的なラップド・トークンに伴うリスクを排除し、数学的に保証されたカノニカルブリッジを採用。
すでに3037万ドル(約48億円)以上の資金を集めている事実は、機関投資家がこの仲介者リスク排除を高く評価している証左と言える。
エコシステムの中枢を担うのがネイティブトークンHYPERだ。
ビットコインが価値保存手段となる一方、HYPERはネットワークのガス(燃料)として機能する。
ビットコインがL2へ移行し利用されるほど、HYPERの需要は構造的に拡大し続ける仕組みだ。
現在進行中のプレセールは、市場公開前の安値帯で確保できる希少な機会となる。
ビットコイン流動性が「保管」から「運用」へとシフトする中、そのインフラを支えるHYPERを早期に組み込むことは、極めて合理的かつ戦略的な一手となるだろう。
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