1/20イーサリアム価格分析|3180ドル攻防が今後の上昇を左右か
Crypto News Japanは透明性を最優先としています。記事にはアフィリエイトリンクを含む場合があり、リンク経由のご利用で手数料を受け取ることがあります。ただし、報酬が分析・意見・レビューの内容に影響することはありません。編集コンテンツはパートナーシップから独立し、公開済みの評価基準に基づいて制作しています。詳しくは広告開示全文をご覧ください。

イーサリアム(ETH)の価格は20日、24時間比で0.7%安の約3185ドル付近で推移している。
オンチェーンデータではネットワーク活動が過去最高水準に達するなど活況が続いているが、グリーンランドを巡る米国と欧州主要国間の地政学的緊張が高まっており、上値を抑える要因となっている。
イーサリアム、クジラ買いとリテール売りが二極化
イーサリアム市場では、大口投資家と個人投資家の動きが明確に二極化している。
先週のオンチェーンデータによると、1万〜10万ETHを保有するクジラ層は合計で19万ETHを買い増した。
約1週間の沈黙を破り、先週水曜以降に蓄積を再開したものの、週末にかけて地政学リスクが高まると買い圧力は一時的に弱まった。
これに対し、100〜1万ETHを保有するリテール層は弱気姿勢を崩しておらず、同期間に保有残高を51万ETH以上減少させた。
市場の不透明感を嫌気した個人投資家の売りが、大口の買い支えを上回った形だ。
一方、需給バランスが崩れる中でも、ネットワークの実需は堅調さを示す。
週間アクティブアドレス数は週末にかけて急増し、2021年5月の記録を更新する70万6000件の過去最高値を記録。
16日には1日あたりのトランザクション数が288万5524件に達し、単日としての過去最高記録を更新した。
特に注目されるのは、取引の活況にもかかわらずガス代が低水準で推移している点で、最新アップグレード「Fusaka」によるガスリミット引き上げやレイヤー2のスループット改善が寄与しているとみられる。
今後の注目点は、地政学リスクのニュースヘッドラインに価格が左右されやすい短期展開が予想される一方で、ネットワーク実需の増加とスケーラビリティ改善は中長期的な底堅さを示唆している点だ。
トレンド転換の鍵は、クジラのイーサリアム押し目買い意欲が持続するかどうかにかかっている。
【イーサリアム価格分析】調整終了サインと強気転換のシナリオ

出典:TradingView ETH/USD 日足(2025年5月~現在まで)
2025年8月の高値4960ドルを起点とした長期調整フェーズは、ようやく出口を迎えつつある。
市場の空気が一変したのは昨年11月以降だ。10月下旬に発生した20日・100日移動平均線のデッドクロスは、戻り売り圧力を生み出し、市場センチメントを冷え込ませた。
しかし、直近数ヶ月の動きを見れば、安値を着実に切り上げるハイヤーロー展開が継続しており、下値領域における実需の押し目買い意欲は極めて旺盛だ。
年明け早々には心理的節目である3000ドルの壁を突破し、これは単なる一時的な反発ではなく、短期的な底入れが完了したとの見方を裏付ける決定打と言える。
目下の焦点は、直近の反落局面で試されている3180ドル近辺の攻防に集約される。
この水準には20日移動平均線が位置しており、強気派にとっては、上昇トレンドを維持するための防衛ラインとされる。
現在のRSI(相対力指数)は51付近の中立水準にあり、市場には過熱感なき上昇余地が残されている。 シナリオは以下の通りだ。
- メインシナリオ(強気継続): 現在の3180ドル水準(20MA)でサポートされ、反発に転じる場合、上昇シナリオ形成の可能性が高まる。その際の当面のターゲットは、昨年12月に形成された戻り高値圏(3300ドル~3450ドル)のレジスタンス帯。
- リスクシナリオ: 万が一、20MAを明確に割り込む展開となれば、再び2800ドル付近への調整色が強まるため注意が必要。
総じて、日足チャートは買い優勢の形状を維持している。3180ドルでの底堅さを確認できた段階が、次なる上昇トレンドへのエントリー好機となるだろう。
イーサリアムのL2成功が波及|Bitcoin Hyperが示す実需の価値
Fusakaアップグレードを経て、ガス代を低減させつつ大量のトランザクションをさばくことに成功したイーサリアムは、スケーラビリティという長年の課題を克服しつつある。
このレイヤー2エコシステムの成功こそが、今のイーサリアムのファンダメンタルズを支える本質だ。
イーサリアムが証明したレイヤー2による実用化の波は、今まさにビットコイン(BTC)へと波及しようとしている。
これまでデジタルゴールドとして保有されることに価値が置かれてきたBTCだが、機関投資家の参入やDeFi需要の高まりに伴い、単なる価値保存手段からの脱却が求められているためだ。
このパラダイムシフトの中核を担うと目されている新しい仮想通貨が、開発段階で最速のL2ソリューションであるBitcoin Hyper(HYPER)だ。
Bitcoin Hyperの革新性は、ソラナ仮想マシン(SVM)の超高速処理能力をビットコインのセキュリティ層に統合した点にある。
これにより、従来のBTCメインネットでは不可能だった複雑なスマートコントラクトや高速決済が可能となる。
イーサリアムがL2で成功させたモデルを、より高速かつセキュアな環境でビットコインネットワーク上に再現する試みと言えるだろう。
市場の期待は資金流入額にも表れており、HYPERはプレセール段階にもかかわらず約3080万ドル(約48億6000万円相当)を調達し、投資家の関心が高まっている。
イーサリアムのFusakaアップグレード以降の堅調な動きが示すように、スケーラビリティを解決したブロックチェーンは実需という大きな価値を生み出す可能性がある。
HYPERトークンの取得は、単なるプロジェクト支援にとどまらず、今後のビットコイン実用化時代に向けた戦略的なポジション構築と捉えることもできるだろう。
Bitcoin Hyperを見てみる