トロン創設者が新しい首相に選出|仮想通貨国家リバーランド

仮想通貨
暗号資産ジャーナリスト
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仮想通貨国家を掲げるリバーランド(Liberland)は15日、ブロックチェーンを用いた議会選挙を実施し、トロン(TRX)ネットワークの創設者ジャスティン・サンを首相に任命した

この自称主権国家は、東欧のドナウ川沿いに位置する面積7平方キロメートルの小国だ。

また、ジャスティン・サン氏は、仮想通貨業界で知られる中国人起業家だ。1990年生まれの同氏は、2017年にブロックチェーンプラットフォーム「トロン」を創設し、仮想通貨TRXを発行した。

リバーランドとは? 自由主義を掲げる仮想通貨国家

リバーランドは2015年4月13日、チェコの元政治家ヴィト・イェドリチカ氏によって建国された。

同国は「生きよ、そして生きるがままに」をモットーに掲げ、暗号通貨(仮想通貨)を活用した個人の自由と経済的自由を重視する自由主義的な政策を推進している。

ヴィト・イェドリチカ大統領は以下のコメントしている。

「ジャスティン・サン氏の首相就任は、リバーランドにとって重要な進展だ。彼のグローバルな評価とブロックチェーン技術におけるイノベーションは、私たちの最先端の分散型社会を創造するビジョンと完全に一致している」

ブロックチェーン技術を活用した新たな統治モデル


リバーランドの政治・経済システムは、すべてブロックチェーン上で運営されている。これにより、すべての行動、投票、決定が透明かつ安全に記録されるという。

同国では、リバーランド・ドル(LLD)と呼ばれるトークンが運用取引に使用されている。LLDは、ガス代の支払い、契約の実行、企業の運営、裁判所とのやり取りなどに利用される。

また、バリデーターはLLDをステーキングすることで報酬を得ることができる。

さらに、リバーランド・メリット(LLM)と呼ばれるトークンが政治参加に使用される。

投票など政治プロセスに参加するためには、最低5,000 LLMをステーキングし、市民権またはeレジデンス許可を取得する必要がある。

リバーランドの今後と課題


リバーランドは、ブロックチェーン技術を活用した新たな統治モデルを提示している一方で、国際的な認知という課題に直面している。

同国は国連による承認を受けておらず、その正当性に疑問が投げかけられている。

しかし、リバーランド政府は外交関係の構築に向けて動いており、アルゼンチン、エルサルバドル、ソマリランドの政府と覚書を締結している。

また、世界中に78の代表事務所を設置し、4つの省庁を持つなど、国家としての体制を整えつつある。

ジャスティン・サン新首相の就任により、リバーランドのブロックチェーンプロジェクトがさらに加速する可能性がある。

今後、この新しい国が国際社会でどのような役割を果たしていくのか、注目が集まっている。

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