ビットコイン13万ドルが視野に|新しい仮想通貨に追い風
Crypto News Japanは透明性を最優先としています。記事にはアフィリエイトリンクを含む場合があり、リンク経由のご利用で手数料を受け取ることがあります。ただし、報酬が分析・意見・レビューの内容に影響することはありません。編集コンテンツはパートナーシップから独立し、公開済みの評価基準に基づいて制作しています。詳しくは広告開示全文をご覧ください。

ブロックチェーン分析企業のGlassnodeは16日、暗号資産(仮想通貨)市場に関する分析レポートを公開し、ビットコイン BTC +0.04%の次のレジスタンス(抵抗線)が13万ドル付近に形成されるとの見方を示した。
この分析は、オンチェーン指標と過去の市場パターンに基づいている。レポートは、供給の引き締まりと機関投資家による買い集めが価格上昇の主な要因であると指摘している。
機関投資家の影響力拡大と新しい仮想通貨市場の構造変化
レポートによると、米国で承認されたビットコインETFが市場に大きな影響を与えている。これらのETFは合計で1370億ドル相当の資産を保有している。特に、ブラックロック社のIBITは市場シェアの55%を占め、機関投資家からの需要を牽引している。
こうしたETFや取引所の台頭により、取引の主戦場は従来のOTC市場から取引所中心へと移行した。これにより、価格決定権が一部の大手プレイヤーに集中する傾向が強まっている。
ビットコインの市場占有率は仮想通貨市場全体の64%まで上昇しており、マクロ経済の不透明感の中で基軸資産としての地位を固めている。
供給逼迫が促す新しい仮想通貨の価格上昇
価格上昇のもう一つの重要な要因は、供給量の減少だ。レポートは、長期保有者が継続的にビットコインを蓄積していると分析する。さらに、小規模投資家による買い増しは月間1万9300BTCに達し、同期間の新規発行量である1万3400BTCを大幅に上回っている。
この需要と供給の不均衡は、ビットコインの希少性を高める効果を持つ。市場に出回る供給量が限られる中で需要が上回れば、価格は上昇しやすくなる。また、実現ボラティリティの低下は市場の成熟を示しており、本格的な上昇に向けた地固めの期間である可能性がある。
イーサリアム(ETH)などの他の主要仮想通貨におけるセンチメントの回復も市場全体の追い風となっている。
Glassnodeは、こうした複数の要因が組み合わさることで、ビットコインが新たな高値を目指す素地が整いつつあると結論付けている。
市場の進化がもたらす新たな投資チャンス

このような市場全体の成熟は、ビットコインだけでなく、より特化したユーティリティを持つ新しい仮想通貨の成長も促している。特に、高速な取引と低い手数料が求められるソラナ(SOL)ブロックチェーン上では、トレーダーの戦略を支援する革新的なツールが注目を集めている。
その代表格として関心を集めているのが、テレグラム統合型のトレーディングボットSnorter Bot(SNORT)だ。
ホワイトペーパーによれば、Snorter Botはリアルタイムでのトークン検出、自動売買機能、そしてミームコイン取引に欠かせない詐欺検出機能など、トレーダーにとって実用性の高い機能を備えている。
また、ネイティブトークンであるSNORTは、ステーキング報酬やガバナンス参加権を持ち、取引手数料もわずか0.85%と業界でも競争力のある水準に設定されている。
こうしたユーティリティ性の高さが投資家の評価を集めており、現在進行中のプレセールでは総額200万ドル以上の資金を調達、現在のトークン価格は0.0985ドルで取引されている。
今後は、イーサリアムやバイナンスコイン(BNB)など他チェーンへの展開も計画されており、Snorter Botのような新しい仮想通貨は、次世代の成長銘柄として着実に存在感を強めている。