HashPort Wallet誕生、JPYC1億円配布キャンペーン開始

株式会社HashPortは10月31日、2025年大阪・関西万博の公式アプリEXPO2025デジタルウォレットを、HashPort Walletとしてリニューアルする。
HashPortは東京に本社を置くWeb3企業であり、万博期間中に同アプリは約100万ダウンロードを記録した。
iOSのApp Storeではファイナンス部門1位にランクインし、高い利用率を示した。
このウォレットはSBTなどのWeb3機能を搭載し、170以上の企業・自治体・政府組織が600万以上のSBTを発行した実績を持つ。
万博の遺産を継承し、全国規模のWeb3インフラへ
今回のリニューアルは、万博の終了後も同アプリを恒久的なWeb3インフラに発展させることを目的としている。
公式発表によれば、移行作業のため31日18時より一時的にサービスを停止した。
既存利用者は従来どおりアカウントにアクセスでき、新規利用者も簡易な手続きで登録可能とされる。
新しい「HashPort Wallet」は、従来機能に加えてステーブルコイン対応やマルチチェーン化を実装。
ガスレス設計を強化し、取引手数料を意識せずに利用できる仕様となった。
元アプリで保有していたNFTやSBT、EXPOトークンなどのデジタル資産はすべて新プラットフォームに引き継がれる。
1億円キャンペーン開催、Web3普及を加速
リニューアルを記念し、HashPortは31日から「JPYC 1億円山分けキャンペーン」を開始した。
JPYCは日本円に連動するステーブルコインであり、配布を通じて国内の利用層拡大を狙う。
HashPortの吉田芳人CEOは「日本のステーブルコインとウォレット利用を一変させる」とコメントし、Web3普及への意欲を示した。
今回のリニューアルは、万博限定アプリとして始まったサービスを、全国向けのWeb3ウォレットへと拡張する戦略的展開といえる。
なお、万博向けに提供された「ミャクペ!」「ミャクポ!」「ミャクン!」などの機能は、移行期間を経て2026年1月13日にサービス終了となる予定だ。