日銀の利上げ、30年ぶり水準に|BTCや新しい仮想通貨へ影響は?
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日本銀行は、18日から19日にかけて開催される金融政策決定会合で、政策金利を現行の0.5%から0.75%へ引き上げる方針を固めた。
利上げが実現すれば1995年9月以来、約30年ぶりに政策金利が0.5%を超えることになる。
日経QUICKニュース社が実施した調査では、回答した日銀ウオッチャー29人全員が今回の利上げを予想しており、市場は金融正常化の加速を織り込み始めている。
30年ぶりの金利水準が意味するもの
今回の利上げ検討には、消費者物価上昇率が日銀の目標である2%を上回って推移している現状がある。
日銀は実質金利が依然としてマイナス圏にあることから、引き締めの余地があると判断した模様だ。
また、2025年度の国内総生産(GDP)成長率見通しが上方修正されたことも、政策変更を後押ししている。
来年の春闘でも堅調な賃上げが続くと見込まれており、賃金と物価の好循環が確認されつつあるためだ。
米国が利下げ局面にある中で日銀が利上げを行えば、日米の金融政策の方向性の違いが鮮明になる。
こうした金融環境の激変は、株式市場だけでなく新しい暗号資産(仮想通貨)市場にも波及する可能性が高い。
円キャリートレードの巻き戻しや日米金利差の縮小が進めば、リスク資産全体の値動きが大きくなることは避けられない。
投資家はポートフォリオの見直しを迫られる局面に入っている。
新しい仮想通貨への資金シフトも
金融環境の変化は株式市場だけでなく、仮想通貨市場にも波及し得る。
リスクオフの局面では、ビットコイン(BTC)などの主要銘柄が一時的に下落する場面も考えられる。
一方でリスク分散の観点から新しい仮想通貨プロジェクトへの関心が高まる可能性もある。
特に、機関投資家の間ではビットコイン関連のインフラ投資が活発化している。
レイヤー2ソリューションなど技術的な優位性を持つプロジェクトに資金が流入する傾向が見られる。
金融政策の転換点を迎え、投資家は従来の資産配分を見直す局面に入っている。
2940万ドル調達、BTCレイヤー2が浮上
市場環境が変化する中で、特定の新規プロジェクトが投資家の関心を集めている。
その筆頭が、ビットコインの堅牢性とソラナの高速処理能力を融合させたBitcoin Hyper(HYPER)だ。
Bitcoin Hyperは、ビットコインのレイヤー2ソリューションとしてスケーラビリティの向上を目指している。
仮想通貨プレセール段階ですでに約2940万ドル以上の資金調達に成功しており、現在の価格は0.013375ドルで推移中だ。
同プロジェクトはソラナ仮想マシン(SVM)を採用し、ビットコインネットワーク上で高速かつ低コストの取引を実現することを掲げている。
最大40%のステーキング報酬を提供しており、インカムゲインを重視する投資家にとっても魅力的な選択肢となっている。
取引所への上場は2025年第4四半期が予定されており、UniswapおよびCEXへの上場観測も浮上している。
日銀の利上げにより投資環境が変わる中、Bitcoin Hyperのような新しい仮想通貨が次のアルトコインシーズンの主役となる可能性を秘めている。
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