2/12リップル(XRP)価格分析|週間比10%安で下値模索続く
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リップル(XRP)は12日、週間比で約10%安となる1.36ドル近辺で推移し、上値の重い展開が続いている。
2025年7月に付けた数年ぶりの高値3.66ドルからの急落後、調整局面は長期化の様相を呈している。
市場の関心は「売り圧力が続く中、どの水準で下げ止まるのか」に集中。
一方で、機関投資家の資金動向やオンチェーン指標は強気シグナルを示しており、強弱材料が交錯する神経質な相場展開となっている。
リップル現物ETFに資金流入
資金フローの動向は、足元の相場環境におけるリップルの相対的な強さを浮き彫りにしている。
2月2日から9日にかけてビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)の現物ETFがいずれも純流出となる中、米国の現物リップルETFは5130万ドルの純流入を記録した。
資金は主にフランクリン・テンプルトンの「Franklin XRP ETF(XRPZ)」とビットワイズの「Bitwise XRP ETF」に集中し、それぞれ約2370万ドル、約2000万ドルを集めた。
一方、21Sharesの商品は小幅な解約にとどまっている。
主要通貨が調整局面にあるなかで、プロ投資家が相対的にXRPへのエクスポージャーを選好・積み増している構図がうかがえる。
さらに、規制当局への提出書類によれば、ゴールドマン・サックスは2025年第4四半期末時点で約1億5300万ドル相当のXRP関連ETFポジションを保有していたことが明らかになった。
足元の時価評価とは異なる可能性があるものの、大手金融機関が継続的にXRP商品へ関与している事実は、リップル価格を下支えする材料となりそうだ。
クジラのXRP再構築示唆
オンチェーン動向にも注目が集まる。
分析企業Santimentによると、今回の下落と反発の局面でXRPレジャー(XRPL)上のアクティビティが急増。
とりわけ10万ドル超の大口取引のスパイクやアクティブアドレス数の増加が確認された。
ボラティリティが高まる局面での大口取引の活発化は、クジラによるポジション再構築を示唆する典型的なパターンとされる。
価格が軟調に推移する一方で、スマートマネーが現在の水準で着実に動いている可能性がある。
総じてみれば、XRP価格は依然として上値の重い展開が続くものの、その裏側では機関投資家や大口による静かな資金シフト・蓄積が進行している可能性が高い。
強弱材料が交錯するなか、市場は次の方向性を見極めようとしている。
【リップル価格予想】流動性の空白地帯突入リスク浮上

出典:TradingView XRP/USD 日足(2025年4月~現在まで)
2026年の幕開けと共に市場が期待した強気シナリオは、テクニカル面での重要な敗北によって修正を余儀なくされた。
現状のXRPチャートは、上値の重さと下値不安が交錯する極めてデリケートな局面に差し掛かっている。
まず大局的なトレンドを決定づけたのは、20日および100日移動平均線(MA)の上方ブレイク失敗だ。
強気派の期待を大きく剥落させ、市場心理を一気に冷え込ませる転換点となった。
一時的に短期トレンドの指標となる20日線を回復する場面も見られたが、それを維持できずに再び割り込んだことで、市場は戻り売り優勢の判断を強めている。
このテクニカル的な弱さが、昨年10月の安値水準である1.1ドル台への回帰を招いた主因と言える。
直近のプライスアクションにおいて、価格は一時1.5ドルまで反発を見せたものの、その後すぐにじり安の展開へと戻っており、買い圧力が続かない弱含みの状態が露呈している。
今後の展開予測において最大のリスク要因となるのが、現在値から心理的節目である1.0ドルまでの価格帯における流動性の希薄さだ。
このレンジには下落を食い止めるだけの有力なサポートラインや、大口の買いオーダーの集積が見当たらず、いわゆる真空地帯に近い状態となっている。
ひとたび売りが優勢となれば、価格変動が急激に拡大する恐れがある。
総括すると、現在の戻り局面で売り圧力を吸収しきれない場合、相場は加速的な下落局面に移行する可能性が高い。
1.1ドル台での攻防に敗れれば、次のターゲットは必然的に1.0ドルとなるが、前述の通りその間の防御壁は薄い。
センチメントが改善しない限り、1ドル割れを試す深刻な下落トレンドの形成に対し、厳重な警戒が必要なフェーズにあると言える。
リップルからBTCレイヤー2へ|スマートマネーが選ぶ分散先
スマートマネーの資金配分は、短期的な価格変動よりも実用性というファンダメンタルズに基づいている。
XRPへの資金流入が決済の実用性への評価であるならば、この文脈における資金の波及先として、ビットコインエコシステムの拡張領域が無視できない存在となっている。
市場全体が調整色を強める中、新たな資金配分先として浮上しているのが、ビットコインのレイヤー2ソリューションBitcoinHyper(HYPER)だ。
XRPが国際送金の摩擦を解決する一方、BitcoinHyperはビットコインのスケーラビリティ問題という構造的課題にアプローチしている。
技術的にはソラナ仮想マシンを統合することで、ビットコインの堅牢なセキュリティを維持しつつ、高速処理とスマートコントラクトの実装を可能にする。
これは、休眠状態にある巨額のBTC流動性をDeFiやWeb3領域へ接続するためのインフラストラクチャの刷新を意味する。
市場心理が極度の恐怖にある中でも、BitcoinHyperの仮想通貨プレセールに3140万ドル(約49億円)以上の資金が流入している事実は、投資家の期待値を客観的に示している。
また、37%のステーキング報酬(APY)も、初期ポジション構築への合理的なインセンティブとして機能しているようだ。
相場の調整局面は、プロジェクトの真価を選別するフィルターとなる。
ビットコイン本隊の再始動と流動性の回帰を見据え、次世代のスケーリング基盤となるHYPERをポートフォリオに組み入れる戦略は、安値圏でXRPを拾う機関投資家の行動原理と合致する選択肢と言えるだろう。
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