ビットコイン16.5万ドル到達の可能性、JPモルガンが強気予測
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米金融大手JPモルガンは2日、ビットコイン BTC 2.28%がボラティリティ調整後の金との比較に基づき、最大16万5000ドルまで上昇する余地があるとの見解を示した。
ビットコイン 今後の新たな価値基準
総資産3.6兆~4兆ドル規模を誇る同社の試算によれば、リスク要因を加味すると、ビットコインが民間の金保有規模に並ぶには現水準から約40%の上昇が必要だという。
また、JPモルガンの評価モデルでは、ビットコインは現在、公正価値とされる16万ドルを約34.5%下回って取引されている。
さらに同社は、ビットコインが金と比べて必要とするリスク資本が1.85倍にとどまる点を指摘。これは過去数年に比べ、暗号資産(仮想通貨)の投資魅力が高まっていることを意味するとしている。
今回の分析はビットコインが将来、金に約6兆ドルが投じられている現状を踏まえ、潜在的な時価総額が最大3.3兆ドルに拡大し得るとの見方を裏付けるものだ。
市場環境とJPモルガンの視点
JPモルガンの予測は、市場でいわゆる「通貨価値下落トレード」が強まる中で示された。これは、法定通貨の下落に備えて投資家が金やビットコインといった代替資産を購入する動きを指す。
10月は仮想通貨市場で「Uptober」と呼ばれ、9月の弱気相場を経てパフォーマンスが最も好調になりやすい月とされる。
JPモルガンによれば、個人投資家はこの戦略を積極的に取り入れており、直近の四半期ではビットコインと金のETF双方に資金を振り向けているという。
一方、機関投資家はシカゴ・マーカンタイル取引所の先物を主に利用しているが、米国のビットコインETFでも1日で6億7580万ドルの純流入を記録するなど、伝統的金融チャネルでの受容は拡大している。
JPモルガンはまた、ビットコインの金に対する相対的ボラティリティが2倍を下回り、リスクを避けたい投資家にとって相対的に魅力的な水準にあると指摘した。
同社は、機関投資家による買いが一服している現状を逆張りの好機と見ている可能性がある。
ビットコインエコシステムの進化と拡張性

ビットコインに対する強気な見方は、資産としての価値だけでなく、その技術基盤やエコシステムの将来性にも注がれている。
特に、長年の課題とされてきた取引速度や高額な手数料、そしてスマートコントラクト機能の欠如を補うレイヤー2ソリューションが次々と登場している。
その代表例が、Bitcoin Hyper(HYPER)だ。
同プロジェクトはビットコインの堅牢なセキュリティを活かしながら、ソラナ仮想マシン(SVM)を統合することで、高速かつ低コストの取引を実現することを目指している。
これにより、ビットコインの弱点を補完しつつ分散型アプリケーション(dApps)の展開を可能にするポテンシャルを備えており、投資家の注目を集めている。
現在進行中のプレセールでは、すでに総額2000万ドル以上の資金を調達済みで、公式サイトからHYPERを購入できる。
こうした実績は、Bitcoin Hyperの将来性を裏付ける要素となっており、今後の成長期待をさらに高めている。
JPモルガンが指摘するようにビットコインへの資金流入が続く中、Bitcoin Hyperのような革新的なプロジェクトは、次のアルトコインシーズンにおける有力な主役候補となる可能性を秘めている。
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