日本の仮想通貨投資家67%が長期保有志向|XRPが人気首位に

暗号資産(仮想通貨)取引所のバイナンスジャパンは2日、国内ユーザーを対象とした暗号資産(仮想通貨)の投資動向に関する調査結果を公開した。
2025年8月11日から24日にかけて同社の口座保有者1076人を対象にオンラインで調査。
日本の回答者の67.1%が投資戦略として長期投資・保有を選択し、世界平均の50.6%を大きく上回った。
新たに選んだ仮想通貨ではリップル(XRP)が国内1位となり、世界7位という結果と対照的な独自性を示している。
安定志向が鮮明、成熟する日本市場
バイナンスジャパンは、この傾向が短期的な投機よりも長期的な資産形成を優先する保守的な投資哲学を反映していると分析している。
同社の千野剛司代表取締役は以前、日本の投資家はビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)のような優良資産を支持し続けていると述べた。
これは市場が短期的な投機から長期的な安定志向へと明確に移行し、成熟している証拠だと同氏は指摘する。
市場全体が成熟に向かう中で、7月にはビットコイン価格が12万ドルを超える史上最高値を更新し、市場の確かな信頼と成熟した投資姿勢を示した。
不確実性が増す時代において信頼性そのものが一種の通貨として機能しており、堅実な基盤と長期的なビジョンを持つプロジェクトに注目が集まっている。
XRPが首位、日本市場の独自性が顕著
ユーザーが新たに選んだおすすめ仮想通貨でビットコインを除くと、日本市場の独特な選好が明らかになった。
日本ではリップルが1位となり、世界7位という結果と大きく異なる。
イーサリアムが2位、ソラナ(SOL)が3位と続いた。
世界全体ではイーサリアムが1位、バイナンスコイン(BNB)が2位、ソラナが3位という結果であり、日本のアルトコインに対する独自性が示された。
バイナンスジャパンの取引高を見ても、ビットコイン、イーサリアム、リップルが常に上位を占めており、規模が大きく信頼性の高い資産が好まれる傾向が続いている。
日本の規制環境も、この安定志向を後押ししている。
整備が進む法規制やステーブルコイン導入の加速が、仮想通貨市場の次の成長段階の基盤を築き、安定性を重視する投資アプローチを促進している。