BaseのZoraが急成長、ミームコイン発行数でソラナを超える
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コインベースのイーサリアムL2ネットワークBase上で稼働するZoraは28日、1日のトークン発行数がソラナ(SOL)の主要プラットフォームを上回った。
この急増は、SNS投稿をトークン化するZora独自のモデルが牽引し、暗号資産(仮想通貨)市場に新たな風をもたらしている。
Baseがミームコイン発行でソラナ凌駕
Duneのデータによると、Zoraは過去1カ月間、1日あたり約6500トークンを発行していた。しかし、27日には過去最高の5万1575トークンを発行し、ソラナの主要プラットフォームであるPump.funとLetsBonkの同日発行数の合計を上回った。
この結果、Baseは2023年7月以来初めて、1日のトークン発行数でソラナを凌駕した。
この背景には、BaseがBase Appとして再ブランディングし、分散型ソーシャルメディアとコンテンツ収益化に注力する戦略がある。
また、ZoraやFarcasterといったプロトコルを統合することで、ユーザーは容易にトークンを作成できる仕組みとなっている。
コンテンツのトークン化がもたらすミームコイン市場の変化
Zoraの躍進は、独自のアプローチに起因する。従来のミームコインは投機目的に偏っていたが、ZoraはSNS投稿といったコンテンツを資産としてトークン化できる点が特徴だ。
このモデルは、多くのミームコインを生み出してきたソラナ文化と一線を画している。さらに、BaseとZoraの統合後、ZORAトークンの価格は0.0125ドル(約1.85円)から0.021ドル(約3.1円)へと約60%上昇した。
ビットコインの可能性を解き放つ新興ミームコイン登場

イノベーションの波はイーサリアムやソラナにとどまらず、仮想通貨の基軸であるビットコイン(BTC)のエコシステムにも広がっている。
その代表例として注目されるのが、ビットコインのL2プロジェクトであるBitcoin Hyper(HYPER)だ。
ホワイトペーパーによると、Bitcoin Hyperはビットコインの堅牢なセキュリティを維持しながら、Solana Virtual Machine(SVM)を統合することで、スケーラビリティとプログラマビリティの大幅な向上を目指している。
これにより、これまでビットコイン上では困難とされてきたdAppsやDeFiプロトコルの展開が可能になるとされている。
現在実施中のプレセールでは、1トークンあたり0.012475ドルで取引されており、これまでに600万ドルを超える資金を調達している。
さらに、トークンをステーキングすることで最大年利170%という高いリターンが得られる仕組みも整備されており、早期参加者にとっては大きなメリットとなっている。
一部のアナリストは、Bitcoin Hyperがスケーラビリティの目標を達成した場合、100倍のリターンも現実味を帯びると指摘しており、多くの市場関係者が今後の動向に注目している。