バイナンスコインBNB、史上最高値を記録|オンチェーン活動も増加

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスが発行するBNBトークンは6日、史上最高値である720ドルを記録した。
また、同トークンをネイティブトークンとして採用するBNBチェーンの預かり資産は、執筆時点で58億ドルを超えており、2024年初めから60%以上増加している。
一方で、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)など主要な仮想通貨は、BNBほどの上昇を見せていない。
トークン需要の増加が影響か?
同トークンの上昇は、最近の仮想通貨市場全体の上昇はもちろんのこと、トークン需要が増加したことが要因と考えられている。
バイナンスは、ローンチプールやメガドロップなどのトークンの上場プログラムを提供している。
ユーザーは、用意されたプールにBNBおよびFUSD(ステーブルコイン)をステーキングし、報酬として上場するトークンの割り当てを受け取ることができる。
同社は5月、今後トークンを発売する予定のプロジェクトに対し、同社の上場プログラムへの応募を呼びかけた。
このような取り組みがあったことで、上場プログラムの人気が高まり、同トークンの需要を喚起されたと考えられている。
194万トークンのバーン実施
同トークンは、定期的にトークンが市場から自動バーン(焼却)される機能を持つ。
4月24日、第27四半期の自動バーンが実施され、194万枚(約10億ドル以上の価値に相当)のBNBトークンがバーンされた。
また、BNBチェーンの預かり資産の増加とともに総取引量も伸びており、過去14日間で20%以上増加した。
このようなトークンの需要と供給の増減も、トークン価格に大きく影響した考えられている。
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