香港、初の規制対応ステーブルコイン誕生へ

スタンダードチャータード銀行は17日、アニモカ・ブランズとHKTと共同で、ステーブルコイン(価格を法定通貨に連動させた仮想通貨)の発行を計画していると発表した。
この取り組みは、香港が新たなステーブルコイン規制の法案を可決する準備を進める中で開始された。3社は合弁会社を設立し、香港金融管理局(HKMA)にライセンスを申請する予定だ。
3社の強みを活かした革新的なサービス
新しいステーブルコインは、スタンダードチャータード銀行の銀行インフラ、アニモカの仮想通貨専門知識、HKTのウォレット技術を組み合わせて開発される。主な用途として、決済、金融取引、国際送金などが想定されている。
スタンダードチャータード銀行香港およびグレーター・チャイナ・北アジア担当CEOのメアリー・ヒューン氏は、「香港のデジタル資産市場に新たな章を開く」と意気込みを示した。
香港における規制整備の動き
香港政府は2023年12月、ステーブルコイン規制に関する法案を公布。この法案では、法定通貨に裏付けられたステーブルコインの発行者に対するライセンス制度と規制の枠組みが定められている。
HKMAは2024年3月、3社をステーブルコイン発行者のサンドボックスプログラムに選出。このプログラムを通じて、Web3と従来型金融の連携可能性や、香港のグローバルデジタル資産ハブとしての発展への貢献度を検証する。
ヒューン氏は「幅広いユースケースで機関投資家や個人投資家が安全に使用できるステーブルコインの実現を目指す」と述べ、新しい決済手段としての期待を示した。
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