XRPレジャー活用|430億円超のダイヤモンドをトークン化へ

リップル(XRP)
暗号資産ライター
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最終更新日: 

ドバイを拠点とするビリトン・ダイヤモンドと英国のCtrl Altは3日、リップル(XPP)の技術を活用してダイヤモンドをトークン化した。

両社は、アラブ首長国連邦(UAE)で保管されている2億8000万ドル相当の研磨済みダイヤモンドをトークン化した。物理的な資産の管理にはリップルのカストディ技術が採用されている。

また、実際の在庫を表すデジタルトークンの発行には、XRPレジャー(XRPL)が使用された。

リアルタイムのデータと連携

各トークンは、リアルタイムの在庫データや鑑定書、所有履歴とリンクしている。これにより、物理的な宝石の検証可能な「デジタルツイン」が作成される仕組みだ。

ビリトン・ダイヤモンドは、承認されたパートナーから認定済みの研磨済みダイヤモンド在庫を供給する役割を担う。

一方、Ctrl Altは物理的資産をオンチェーンに移行するためのエンドツーエンドのインフラを提供する。このプロジェクトは、機関投資家グレードのトークン化パイプラインとして構築されている。

ダイヤモンド業界は長年、透明性の欠如や高い取引コスト、流動性の低さといった課題を抱えてきた。物理的な検証に時間がかかることが、取引の足かせとなっていたためだ。

今回のシステムは、決済の迅速化と来歴データの明確化を実現するチャネルとして位置づけられている。

RWA市場の拡大

今回の動きは、ドバイを暗号資産(仮想通貨)の世界的ハブにするというUAE政府の戦略的推進を背景にしている。

ただし、より広範な流通や流通市場での活動を行うには、ドバイの仮想資産規制局(VARA)からの承認が必要となる。

コモディティ(商品)は現在、現実資産市場の主要な柱として浮上しており、その市場規模は世界で約235億ドルに達する。そのうちコモディティは約47億ドル(約7332億円)を占めている。

これまでもブロックチェーンによる追跡は行われてきたが、投資適格級の在庫の大規模なトークン化は限定的だった。

Ctrl Altのロバート・ファーカー中東・北アフリカ担当CEOは、明確で準拠した所有権エコシステムを構築する技術を有していると述べた。

今後はトークン化されたダイヤモンドの販売も計画されており、一次発行と流通市場の両方をサポートするプラットフォームの立ち上げを目指している。

また、今回のプロジェクトにより、リップルの実用性が改めて注目されている。

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