仮想通貨ペペ、過去24時間で25%上昇|低迷続く市場に逆行

ミームコイン市場で時価総額3位に位置するペペ(PEPE)は21日、暗号資産(仮想通貨)市場が低迷する中で、25%上昇した。
同コインは9日に記録した過去最高値から47%急落、その後20日に0.00001455ドルで反発し、現在上昇に転じている状況だ。
ペペ、2024年に急成長|1400%超の上昇を記録

2024年、仮想通貨市場内でも注目すべきセクターとしての地位を確立した。その中でも、カエルをモチーフにしたペペは、1400%の急成長を遂げ、注目を集めている。
ペペの価格上昇を支えた要因の1つは、ミームコイン特有のバイラル性だ。SNSを中心としたコミュニティ活動が市場の熱狂を生み、価格上昇の大きな原動力となった。
さらに、2024年11月に行われたアメリカ次期大統領選でドナルド・トランプ氏が再選を果たしたことも、市場全体にポジティブな影響を与えた。トランプ政権下での規制緩和や仮想通貨への友好的な政策への期待が高まり、その影響によりペペを含む個別銘柄の価格上昇を後押しした。
ミームコイン市場の時価総額、1400億ドルを達成
ミームコインは当初、インターネットミームをモチーフにしたジョーク的な仮想通貨として誕生した。しかし、近年ではそのバイラル性やコミュニティの強さを武器に、市場全体で存在感を増している。
また、1日時点でミームコイン市場の時価総額は1400億ドルを超え、仮想通貨市場の重要なセクターとしての地位を確立した。
現状では、仮想通貨市場全体が低迷している影響を受け、ミームコイン市場も下落基調を示している。しかし、過去24時間の取引量は2兆5000億ドルに達しており、市場では活発な取引が続いている。
2025年、トランプ政権の発足により、再び強気相場が到来するという期待が市場全体で高まっている。ペペをはじめとするミームコインは、この追い風を受けてさらなる成長が見込まれており、引き続き投資家からの注目を集めるだろう。