BMNR、イーサリアム保有2.9%に到達|機関投資家として最大

イーサリアム(ETH)特化の資産企業ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズ(BMNR)は17日、保有資産が118億ドルに達した。
この中には355万9879ETHが含まれ、イーサリアムの循環供給量の約2.9%に相当する。これにより、同社は世界最大のイーサリアム機関投資家となった。
イーサリアムに特化した財務戦略
BMNRのトム・リー会長は「イーサリアムは今後10年から15年で最大のマクロ取引の一つだ」と述べ、ウォール街やAIシステムがブロックチェーンに移行する中で、同ネットワークが基盤としての役割を強めると分析している。
同社はイーサリアムを中核としたポートフォリオ戦略を構築しており、AIモデルを用いて市場データやオンチェーン指標を解析している。
価格変動リスクや流動性を考慮しながら、タイミングと規模を精緻に管理するリバランス体制を取っている。
資産配分では、総資産の約5%をイーサリアム蓄積に充てる「錬金術戦略」を軸に、1%を「ムーンショット」構想に割り当て、将来性の高いプロジェクトにも資金を投じている。
過去にはエイトコ・ホールディングスに2000万ドルを出資した事例がある。
さらに、保有イーサリアムの一部はステーキングによる利回り獲得にも活用しており、単なる価格投資にとどまらない運用多様性も特徴となっている。
スーパーサイクルへの期待と市場分析
リー会長は最近の暗号資産(仮想通貨)市場の軟調について、マーケットメーカーの流動性不足による一時的な要因と位置づけ、構造的な弱さとは見ていない。
同氏は、イーサリアムの次期アップグレードFusaka、ステーブルコイン規制の進展、資産のトークン化といった動きが、今後の成長を支える基盤になると指摘した。
特にウォール街のブロックチェーン移行とAIによるトークン経済の進展が重なることで、イーサリアムにスーパーサイクルが到来すると見通している。
今回の発表を受けて、BMNR株は前日比16.67%高の35.00ドルに急騰した。