ソラナ大手ジュピター、決済サービス「Jupiter Global」を開始

ソラナ(SOL)
暗号資産ジャーナリスト
監修
最終更新日: 

ソラナ(SOL)基盤の分散型取引所(DEX)アグリゲーターJupiter Exchangeは1月31日、新たな決済プラットフォーム「Jupiter Global」を正式にローンチした。

新プラットフォームのユーザーは、QRコード決済や暗号資産(仮想通貨)カードを利用し、保有資産を実店舗での支払いに充てることが可能になる。

これまでスワップ機能を中心に提供してきた同社だが、今後は「フルスタックのエコシステム」として決済分野へ本格参入する。

手数料無料のQR決済とカード展開

新プラットホームは、アジア太平洋地域(APAC)の消費者を主なターゲットとし、加盟店でのQRコード決済機能を提供する。

この機能はユーザーと店舗の双方にとって手数料が無料である点が大きな特徴だ。

また、新たに発行される「Jupiter Card」を利用すれば、ステーブルコインUSDCを世界中の約1億5000万の加盟店で使用できる。

発表によると、同社はステーブルコインを主要な残高として統合し、あらゆる決済手段で即座に利用可能な環境を構築したという。

モバイルアプリを通じて、規制に準拠した形での支払いが可能だ。

法定通貨口座とユーザー体験の改善

決済機能に加え、SWIFT送金に対応した仮想通貨と法定通貨のハイブリッド口座も提供される。

これにより、200以上の宛先への送金や、ドル、ポンド、ユーロの仮想口座開設が可能となる。

ユーザーはアプリ内から離れることなく、迅速かつ合法的に法定通貨の送金を行えるようになる。これは従来の仮想通貨アプリが抱えていた、法定通貨への換金の煩雑さを解消する動きだ。

新規ユーザーの獲得に向けた障壁を下げる取り組みも導入された。「Jupiter ID」による一度の登録プロセスで、これまで約70%に達していた登録離脱率の改善を図るとしている。

JUPトークン戦略

今回のローンチに合わせ、独自トークンであるJUPの戦略も見直された。エアドロップの規模を縮小し、長期的なステーカーへの配分を増やすことで、売り圧力を抑制する狙いがある。

また、コインベースとの統合により、機関投資家レベルのコンプライアンス基準を満たしたソラナ取引環境の提供も進めている。

今後のロードマップとして、第3四半期には最大1万ドルの現金化機能や、利回りを原資としたキャッシュバック機能の追加が予定されている。

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