ステーブルコイン市場、2028年に5000億ドルか|JPモルガン予測

アルトコイン
暗号資産アナリスト
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金融大手のJPモルガンは24日、ステーブルコイン市場が2028年までに5000億ドル規模に達すると予測した

業界の一部では1兆ドルから2兆ドル規模への成長が期待される中、JPモルガンの予測はそれに比べて慎重なものとなった。同行の分析によると、この成長は主に暗号資産(仮想通貨)ネイティブな活動によって牽引されるという。

ステーブルコインは、米ドルなどの法定通貨に価値が連動する仮想通貨である。2025年半ば現在の市場規模は約2500億ドルで、今後3年間で爆発的な拡大ではなく、倍増すると見込まれている。

成長を妨げる3つの要因

JPモルガンが保守的な予測を立てる背景には、3つの主要な制約要因がある。

第一に、実世界での利用が限定的である点だ。ステーブルコイン需要の88%は仮想通貨取引やDeFi、財務管理に関連するもので、決済での利用はわずか6%に留まる。これは、従来の銀行サービスやデジタルウォレットを代替するには至っていない現状を示している。

第二に、インフラの不備が挙げられる。決済インフラが未発達であり、取引における摩擦が大きいため、日常的な利用が妨げられている。この点が、ステーブルコインの普及を阻む大きな壁となっている。

第三の要因は、規制と利回りに関する障壁である。規制の先行きが不透明なことに加え、従来の金融資産と比較して利回りが低いことが、機関投資家や個人利用者の本格的な参入をためらわせている。これらは、より広範な仮想通貨投資においても共通の課題である。

今後の展望と規制の動向

Pモルガンは以前、市場規模が1兆ドルに達するとの予測を提示していたが、これを下方修正した形だ。同行は、ステーブルコインが銀行預金や決済システムを置き換える準備はまだ整っていないと強調している。

一方で、市場の成長を後押しする可能性のある動きも見られる。米国上院で可決されたGENIUS法案が、規制の空白を埋めることが期待される。法整備が進み、コンプライアンスの課題が解決されれば、成長が加速するかもしれない。

今回の予測は控えめな内容ではあるものの、現在の市場規模から倍増することを示唆している。この成長は、フィンテック分野や国境を越えた決済での利用が徐々に増加することによって支えられると見られている。

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