イーサリアム、企業投資が加速|ビットマインは110億ドル超保有
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デジタル資産市場において、主要な企業がイーサリアム(ETH)へのエクスポージャーを急速に拡大している。
特に、BitMine Immersion TechnologyとBit Digitalの動きは顕著であり、広範な市場の回復を背景に、機関投資家の間で同資産に対する信頼感が大きく高まっていることが示された。
BitMine Immersion Technologyは2日までに、イーサリアム準備金を現在の市場価格で110億ドル以上に相当する265万ETHにまで拡大したと発表した。
機関投資家の巨額資金がイーサリアムへ
デジタル資産インフラ企業であるBit Digitalは、2030年に満期を迎える転換社債の公募を通じて、1億ドルの資金を調達する計画を明らかにした。
同社は調達資金の大部分をイーサリアムの保有量増加に振り向ける方針であり、一部は買収や他のデジタル資産への投資機会にも充当する可能性がある。
同時に、BitMine Immersion Technologies(BMNR)は、企業のイーサリアム準備金を大規模に増強したことを発表。
トム・リー会長は、プレスリリースの中で、イーサリアムが持つ高い信頼性と100%の稼働率を評価し、「2025年の最終盤に入り、2つの大きな投資テーマはAIと暗号資産(仮想通貨)だ。
イーサリアムは依然として最高の選択肢である」と述べ、同社の戦略におけるイーサリアム価格の重要性を強調した。
この大規模な準備金の積み増しは、イーサリアムが単なる投機的資産ではなく、企業財務戦略における主要な資産クラスとして認知され始めていることを明確に示している。
上場企業によるイーサリアム準備金は2025年を通じて急増を続けており、これは市場全体の買い圧力を維持する要因の一つとなっている。
イーサリアム市場回復と次世代アルトコインへの期待

こうしたイーサリアムを巡る活況の中、同資産に続く次世代のアルトコインにも投資家の注目が集まっている。
中でも話題となっているのは、ビットコインのレイヤー2ソリューションとして開発されているのがBitcoin Hyper(HYPER)だ。
ホワイトペーパーによると、同プロジェクトは、Solana(ソラナ)の技術を応用してビットコインのスケーラビリティ問題を解決し、ビットコインネットワーク上での分散型金融(DeFi)の展開を目指している。
現在実施中のプレセールでは、既に1,900万ドルを超える資金を集めており、投資家の関心は非常に高い水準にある。
一部のアナリストからは、取引所への上場後にはHYPER価格が100倍以上に高騰する可能性が指摘されており、イーサリアムに続く新たな投資先として、その将来性が期待されている。
HYPERの購入方法は、公式サイトからETH、USDT、BNBなどを使って購入可能。
企業のイーサリアムへの巨額投資と、次世代プロジェクトへの投機的な関心の高まりは、デジタル資産市場が新たな成長局面に入ったことを示唆している