イーサリアム、キヨサキ氏推奨も下落|今狙うべき銘柄は?
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「金持ち父さん貧乏父さん」の著者ロバート・キヨサキ氏が1日、暗号資産(仮想通貨)市場で大規模な暴落が始まると警告を発した。
同氏はSNSで「大規模な暴落が始まる。数百万人が一掃される。金、銀、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)があなたを守る」と投稿。
注目すべきは、暴落を警告する対象が株式・債券・法定通貨といった伝統的資産であり、ビットコインとイーサリアムを金・銀と並ぶ安全資産として位置づけている点だ。
しかしイーサリアム ETH 0.32%は、過去1ヶ月間で30%近く下落しており、SNS上では皮肉めいたコメントも散見される。
それでも今回、仮想通貨市場の動向は、投資家に重要な判断を迫っている。
キヨサキ氏が推奨する4つの資産とは
キヨサキ氏の投資哲学は、実物資産と分散型の価値保存手段に根ざしている。
同氏は法定通貨を「偽のお金」と呼び、中央銀行による無制限の紙幣発行と債務拡大が最終的にインフレ混乱を引き起こすと主張してきた。
2025年に入ってからの同氏の発言を時系列で見ると、その主張の一貫性が際立つ。
6月23日には2025年を史上最大の暴落が起きる決定的な年と特定。
10月8日には米ドルの終わりに言及し、米ドルの貯蓄者は敗者だと述べている。
11月1日の最新警告では、金・銀・ビットコイン・イーサリアムという4つの資産を明確に「保護手段」として列挙した。
11月初旬時点で、金価格は1オンスあたり4002ドルで取引されており、過去1カ月で4.11%上昇した。
過去20年間で金は766%という驚異的な上昇を遂げており、インフレと金融不安に対する究極のヘッジとしての評判を確固たるものにしている。
イーサリアム今後は重要サポート攻防中
キヨサキ氏が安全資産として推奨するイーサリアムだが、足元では技術的に重要な局面を迎えている。
11月初旬時点で、イーサリアム価格は3876ドルで取引されており、24時間で1.14%上昇した。
しかし、10月29日にはETFから8100万ドルを超える大規模な資金流出が発生。
機関投資家による資金流出は、ETH価格を4250ドルから3800ドル付近まで押し下げる要因となった。
テクニカル指標を見ると、相対力指数は36.72と過剰売却圏内に位置している。
複数のアナリストは3500ドルの重要サポートラインを注視しており、このラインを守れば4000ドルから4200ドルへの反発が見込める。
一方、ビットコイン価格は11万ドル台で取引されており、24時間で0.24%上昇した。
取引高は30.17%減少の458億5000万ドルとなっている。
イーサリアム基盤のMaxi Doge、388万ドル調達

キヨサキ氏がイーサリアムを推奨する中、イーサリアムチェーン上のMaxi Doge(MAXI)が注目を集めている。
Maxi Dogeはイーサリアムブロックチェーン上に構築され、ミームのエネルギーと実質的な報酬を組み合わせている。
仮想通貨プレセールでは388万ドル以上を調達し、目標額の413万ドルに迫っている。
ステーキング報酬は年率約79%に達している。
総供給量は1502億4000万トークンに固定されており、40%がマーケティングに、25%が取引所上場に割り当てられている。
スマートコントラクトはSolidProofとCoinsultによる監査を受けている。
プレセールは50段階で構成され、現在の価格は0.0002655ドルだ。
キヨサキ氏が推奨するイーサリアムという安全資産の基盤上で、Maxi Dogeは2026年最大のミームコインストーリーの一つになる可能性を秘めている。
伝統的市場の暴落リスクが高まる中、暗号資産エコシステム内での資産配分が投資家の新たな選択肢として浮上している。
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