ドージコイン、時価総額357億ドル突破|USDC発行サークル社超え
Crypto News Japanは透明性を最優先としています。記事にはアフィリエイトリンクを含む場合があり、リンク経由のご利用で手数料を受け取ることがあります。ただし、報酬が分析・意見・レビューの内容に影響することはありません。編集コンテンツはパートナーシップから独立し、公開済みの評価基準に基づいて制作しています。詳しくは広告開示全文をご覧ください。

ドージコイン DOGE 1.87%は21日、時価総額が357億ドル超を記録し、ステーブルコインUSDCの発行元であるサークル社を上回った。
サークル社は6月5日に当初評価額80億ドルで新規株式公開(IPO)を実施。上場直後の6月下旬〜7月上旬には時価総額が約620億ドルまで急伸し、一時は自社発行のUSDC流通額を上回る局面もあった。
しかし、21日時点では338億9000万ドルまで縮小し、世界の時価総額順位で668位へと後退している。
サークル社の評価額変動とドージコインの今後
サークル社の時価総額が急速に縮小する一方、ドージコインは上昇基調を保ち、ついにサークル社を逆転した。
著名ミームコインが主要インフラ企業の時価総額を上回った今回の例は、暗号資産(仮想通貨)市場の資金循環や評価軸が大きく変わりつつあることを示唆する。
サークル社の評価額下落の背景には複数の要因がある。
投資家がサークル社の長期的な成長指標に懐疑的になった点、そして同社株が年換算純利益約2億6000万ドルに対し約150倍という高い倍率で取引されていた点だ。
さらに、市場心理がインフラ系からより投機色の強い資産へと傾いたことも影響した。
現在の市場では、イーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)、さらにドージコインが牽引するラリーが続き、ビットコイン(BTC)の大口保有者がアルトコイン市場へ資金を回す動きも指摘される。
こうしたミームコインへの資金流入は、投機活動の再燃を映している可能性が高い。わずか2カ月前、サークル社の時価総額は現在の約2倍に達しており、当時はドージコインの到達が困難と見られた水準だった。
結果として、伝統金融と暗号資産インフラの橋渡しに成功した企業が、市場価値でミームコインに抜かれる逆転劇が生じた。
ドージコインの今後の動向は、マーケットが投機性の高い資産へとシフトする広範な潮流を占うシグナルとなり得る。
ミームコイン市場の新たな潮流:ドージコインの後継プロジェクト登場

ドージコインの躍進を受け、市場の関心は再びミームコインへ回帰しつつある。その波の中で注目を集めているのが、イーサリアム上の新規ERC-20トークンMaxi Doge(MAXI)だ。
ホワイトペーパーによれば、同プロジェクトはドージコインの後継プロジェクトを自称し、ボディービルダーのDogeをモチーフにした独自ブランディングで差別化を図っている。ターゲットはハイリスク・ハイリターンを許容するトレーダー層で、ミーム文化と高レバレッジ志向を掛け合わせた設計となっている。
現在進行中のプレセールでは総額140万ドル超を調達。販売価格は1トークンあたり0.0002535ドルで、早期購入者向けに最大209%のステーキング報酬を提示している。
ロードマップには、大手デリバティブ取引プラットフォームとの連携を通じ、将来的に100〜1000倍のレバレッジ取引を可能にする計画も記載されている。現在、公式サイトまたはBest WalletアプリからMaxi Dogeを購入することが可能だ。
ドージコインのような巨大な時価総額を持つ通貨と比べ、初期段階にあるMaxi Dogeは今後、市場が受け入れれば10倍から100倍といった爆発的な成長ポテンシャルが期待できる。
Maxi Dogeを見てみる