コロンビア年金大手、BTC投資ファンド計画|運用550億ドル超

コロンビア第2位の年金基金運用会社AFPプロテクシオンは25日、ビットコイン(BTC)へのエクスポージャーを提供する新ファンドの立ち上げ計画を明かした。
短期的な投機ではなく長期分散投資を目的とし、リスク評価基準を満たした適格投資家のみが利用できる設計となる。
同社は約850万人の顧客資産を管理し、運用総額は550億ドルに達する。
最も重要なのは分散投資か
プロテクシオンSAのフアン・ダビド・コレア社長は、現地メディアのインタビューで計画を認めた。
同氏は「最も重要な要素は分散投資だ」と述べ、適格投資家がポートフォリオの一部をビットコインに配分できる仕組みを説明。
個別のアドバイザリープロセスを通じてリスク許容度を評価し、基準を満たした顧客のみが参加可能となる。
同社は、このファンドがコロンビアの年金貯蓄全体の運用方針を変更するものではないと明言。
債券や株式など伝統的資産が引き続きポートフォリオの基盤となり、BTCはあくまでリスク許容度のある投資家向けの補完的な分散ツールという位置づけだ。
コロンビアで進む機関投資家の参入
コロンビアでは機関投資家によるデジタル資産への関心が高まっている。
2024年11月には同業のスカンディアがブラックロックのビットコインETF、iShares Bitcoin Trust(IBIT)に投資するポートフォリオを立ち上げた。
コロンビア初の年金基金による仮想通貨投資手段の提供で、AFPプロテクシオンはこれに続く2例目となる。
規制面でも整備が進む。
コロンビアの税務当局DIANは最近、仮想通貨サービスプロバイダーに対し、OECDの暗号資産報告フレームワーク(CARF)に沿ったユーザー・取引データの報告を義務付けた。
明確なコンプライアンス基準の確立が、機関投資家の参入を後押ししている。
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