1月27日の仮想通貨ニュース|メタプラネット、1000億円超のビットコイン評価損を計上

東証上場のメタプラネットは26日、2025年12月期の連結業績予想の大幅な修正と、続く2026年12月期の業績予想を公表した。
ビットコインで1046億円超の損失計上
メタプラネットは今回、ビットコイン(BTC)の評価損として1046億3600万円を特別損失に計上すると明らかにした。この影響で、2025年12月期の営業損益は985億5800万円の赤字、純損益は766億3300万円の赤字となる見通しだ。
一方で、本業の収益力を示す売上高は前回予想の68億円から89億500万円へ、営業利益も47億円から62億8700万円へとそれぞれ上方修正された。
巨額の評価損は計上されるものの、事業そのものは当初の想定を上回るペースで成長している。
同社はこの評価損について、四半期末ごとの一時的な価格変動を反映した会計上の処理であると説明している。現金の収支や実際の事業運営に直接的な影響を与えるものではないという。
ビットコイン保有量の拡大
業績予想修正の主な要因は、ビットコインインカム事業が第4四半期に予想以上に好調だったことだ。
同社は当初、株価が本質的価値を反映していないとして資金調達力を保守的に見積もっていた。
しかし、転換社債型優先株の発行や最大5億ドル(約770億円)の信用枠設定により、資金調達手段の多様化に成功した。
その結果、ビットコイン関連のオプション取引へより柔軟に資本を配分できるようになった。
こうした取り組みが奏功し、同社のビットコイン保有量は前四半期末の1762BTCから、2025年12月31日時点で3万5102BTCへと飛躍的に増加した。
1株当たりのビットコイン保有量の成長率を示すBTC利回りは568%に達している。
来期に向けた成長戦略
同社は2026年12月期の業績について、売上高160億円、営業利益114億円を見込んでいる。売上高は前期比79.7%増、営業利益は同81.3%増となる大幅な増収増益の計画だ。
売上高160億円のうち、156億円はビットコインインカム事業から得られると予想されている。
保有するビットコインが大幅に増加したことで、オプション取引の担保として活用できる資産規模が拡大するためだ。
同社は、年間を通じて安定したオプション収入を確保できる体制が整いつつあるとしている。