ビットコイン10万ドル攻防の裏で台頭、413億円流入の新しい仮想通貨
Crypto News Japanは透明性を最優先としています。記事にはアフィリエイトリンクを含む場合があり、リンク経由のご利用で手数料を受け取ることがあります。ただし、報酬が分析・意見・レビューの内容に影響することはありません。編集コンテンツはパートナーシップから独立し、公開済みの評価基準に基づいて制作しています。詳しくは広告開示全文をご覧ください。

ビットコイン BTC 0.47%は12日、前日比で2.5%下落し、10万3000ドル前後で推移している。
11月以降、2度にわたって10万ドルを割り込んだ後に反発する場面が見られたものの、依然として上値の重い展開が続く状況だ。
FRB利下げ観測の後退でリスク資産に売り圧力
現在、ビットコインをはじめとする暗号資産(仮想通貨)市場の低迷の背景には、米国の金融政策をめぐる不透明感がある。
米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ開始時期が当初の予想よりも遅れるとの見方が広がり、市場では流動性拡大への期待が後退。これに伴い、株式や暗号資産などのリスク資産全般に売り圧力が強まっている。
加えて、米経済指標の一部が依然として堅調に推移していることから、早期の金融緩和は難しいとの見方が投資家心理の重荷となっている。
さらに、2024年4月の半減期後に高まった強気ムードが一巡し、ビットコイン特有の4年周期に基づく調整局面に入った可能性も指摘されている。
ビットコインは今後、10万ドルを維持できるかが焦点となり、この水準を明確に下回った場合には、9万ドル台前半への下落リスクに警戒が必要だ。
こうした不安定な相場環境の中で、投資家の関心は値動きの影響を受けにくい新興プロジェクトや仮想通貨プレセールへと徐々にシフトしている。
なかでも今期注目を集めているのが、ビットコインのスケーラビリティを高めることを目的としたレイヤー2プロジェクトであり、既存のネットワーク課題を解決しうる次世代技術として期待が高まっている。
BTC関連の新しい仮想通貨に413億流入

低迷するビットコイン相場とは対照的に、上場前のプレセールで2680万ドル(約413億円)もの資金を集める新しい仮想通貨が一部投資家の注目を集めている。
それが、Bitcoin Hyper(HYPER)だ。
同プロジェクトは、ビットコインをデジタルゴールドという価値保存手段から、より実用的なインフラへと進化させることを目指す次世代のレイヤー2プロジェクトだ。
ビットコインの堅牢なセキュリティを維持しながら、ソラナ(SOL)の高速処理能力を組み合わせることで、分散型アプリケーションを低コストかつ高効率で稼働させることを可能にしている。
その中核技術となるカノニカルブリッジは、ビットコインをロックしてHYPERネットワーク上でラップトークン化する仕組みを採用。これにより、ビットコイン資産をDeFiやNFTなどのWeb3領域で自在に活用できるエコシステムを構築している。
Bitcoin Hyperは、ビットコイン経済圏の拡張を支える実用性主導のトークンとしての成長が期待されており、一部投資家は次のビットコイン時代を切り開く中核技術として注目している。
Bitcoin Hyperを見てみる