メルカリ、ソニーグループとNFT提携|デジタル資産の取扱い開始

株式会社メルカリ、ソニーグループ株式会社、およびソニー・ブロックチェーン・ソリューションズ・ラボは21日、NFTとデジタルコンテンツの普及で協業する合意書を締結した。
今回の提携では、ソニー・ブロックチェーン・ソリューションズ・ラボが開発したイーサリアム(ETH)レイヤー2ネットワークのSoneium(ソニューム)を活用する。
第一弾として、同日よりメルカリNFTでSoneium基盤のNFT販売を開始し、新たなデジタル資産の取り扱いを開始した。
アイドルNFTから始まる協業
今回発売されたのは、2025年に横浜アリーナで開催予定の@JAM EXPO 2025 supported by UP-Tに連動したアイドルテーマのNFTだ。
限定視聴コンテンツや、実際のイベントで特典と引き換え可能な権利を備え、メタデータはイーサリアムのレイヤー2Soneium上に記録される。
メルカリは月間約2300万人のアクティブユーザーを抱える国内最大級のフリマアプリであり、本取り組みを「あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる」というミッションの一環と位置づける。
一方、ソニーグループは、Soneiumを通じてデジタル資産向けのスケーラブルかつ低コストな取引基盤の商用化を目指す。今回の提携は、日本の強固なポップカルチャーとデジタルコレクティブル市場の融合を象徴する動きだ。
Soneiumはイーサリアムのスケーラビリティと手数料の課題解消を狙うレイヤー2であり、エンタメ分野におけるNFTの普及加速に寄与することが期待される。
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