トランプ氏のSNS、サブスク加入者向けのトークン導入を計画

ドナルド・トランプ氏が支援するソーシャルメディアTruth Socialは10日、ユーザーの利用状況に連動したユーティリティトークンを導入する計画を明らかにした。
この取り組みは、同社のロイヤリティ報酬プログラムの一環として行われる。投機的な性質を持つミームコインとは異なり、プラットフォーム内での実用的な価値を提供することを目指している。
ロイヤリティ向上を目指す新プログラム
新トークンは、月額9.99ドル(約1,460円)のサブスクリプションプランPatriot Packageの加入者を対象としている。
同プランは、認証アカウントやコメントのブースト機能、独自のニュースチャンネルへのアクセスなどを提供。
ユーザーは、プラットフォーム上での投稿やコンテンツとの交流といった活動を通じて、デジタルのジェムを獲得できる。このジェムは、後にユーティリティトークンへ変換可能になる予定だ。
現在、Truth SocialはPatriot Packageのパブリックベータテストを実施しており、利用者からのフィードバックを募っている。
この仕組みにより、Truth Socialは利用者の継続的な活動を促し、利用者基盤との結びつきを深める狙いがある。
実用性を重視したトークンエコシステム
開発されるトークンは、Truth Socialのエコシステム内で実用的な価値を持つように設計される。
具体的には、サブスクリプション料金の支払いや、今後開始予定のストリーミングサービスTruth+でのサービス利用に充当できる。
この動きは、同社がミームコインのような投機的な仮想通貨の利用から脱却し、利用者に焦点を当てた持続可能なブロックチェーン技術の統合を目指す戦略的な転換を反映している。
専門家からは、プラットフォームが実用性を強調しているものの、仮想通貨には潜在的なリスクが伴うとして注意を促す声も上がっている。