メタプラネット、BTC含み益が過去最高の815億円突破

ビットコイン(BTC)
Sui DeFi Researcher / Scallop Ambassador
監修
最終更新日: 

東証スタンダード上場の株式会社メタプラネットは7日、同社が保有する暗号資産の含み益が過去最高の815億円に達した。

同社は、ビットコイン(BTC)を財務資産として積極的に取得しており、世界で4番目およびアジア最大のビットコイン保有企業として知られている。

当初はWeb3やメタバース関連事業を手掛けていたが、現在はビットコインを中核に据えた戦略へと転換した。

インフレや法定通貨の価値下落に対する戦略的なヘッジとして、仮想通貨の保有を進めている。

ビットコイン価格高騰が追い風に

今回の記録的な含み益は、ビットコイン価格の高騰が主な要因である。

7日時点でビットコイン価格は1,880万円に達し、同社の平均取得単価である約1,629万円を大きく上回った。

同社のサイモン・ゲロビッチCEOは、ビットコイン収益生成部門の好調な業績を報告している。

四半期収益は24億3,800万円に達し、2025年第2四半期比で115.7%の成長を遂げた。

この業績を受け、同社は2025年度の通期業績予想を上方修正した。

売上高は68億円(従来予想比約100%増)、営業利益は47億円(同88%増)を見込んでいる。

積極的な取得戦略と市場への影響

メタプラネットは、一貫したビットコインの取得戦略を続けている。

公式データによると、同社の総保有量は30,823BTCに上り、これはビットコインの総供給量の約0.096%に相当する。

同社は取得日や価格などの詳細な情報を公開しており、デジタル資産分野における企業統治の高い基準を確立している。

この透明性は、他のビットコイン保有企業との差別化要因となっている。

メタプラネットの先進的な取り組みは、日本およびアジア市場における企業の仮想通貨導入に影響を与えている。

同社の株式は、伝統的な金融市場でビットコインへのエクスポージャーを得るための手段として、多くの投資家から関心を集めている。

このような企業の動向は、今後の仮想通貨投資の重要な参考指標となるだろう。

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