12月第2週の仮想通貨ニュース|ETH創業者がマスク氏のX運営を批判

2025年12月第2週の暗号資産(仮想通貨)市場は、イーサリアム(ETH)共同創業者がイーロン・マスク氏のX運営を批判、ブータン王国がソラナ(SOL)上に金担保トークン発行などが起こった。
仮想通貨市場の規模は、過去7日間で1.13%下落。恐怖と強欲指数は、24(恐怖)を示している。
本記事では、そのような2025年12月第2週に起こった仮想通貨ニュースを特集する。
イーサリアム創業者、イーロン・マスク氏のX運営を批判
イーサリアムのヴィタリック・ブテリン共同創設者は、イーロン・マスク氏が率いるX(旧Twitter)の現状を強く非難した。
Xが当初の「言論の自由の象徴」から「ヘイトセッションのデス・スター」に変質し、自由を害していると指摘した。
この批判の背景には、欧州委員会が5日にXへ科した1億4000万ドルの罰金がある。デジタルサービス法違反で、ヘイトスピーチや誤情報の管理不足が問題視された。
ブテリン氏はアルゴリズムの恣意的調整にも懸念を表明。「怒りを煽るのではなく、優しさを促進すべき」と主張。将来的な社会的価値の損失を警告した。
イーロン・マスク氏の2022年買収以降、運営方針が議論を呼んでいる中、技術コミュニティの懸念を代弁する発言だ。
一方、ブテリン氏が支持する分散型SNS「Farcaster」は戦略転換を発表。ソーシャル機能からウォレット主導のオンチェーン取引モデルへ移行し、仮想通貨ウォレットの利便性向上を目指す。
12月第2週の仮想通貨ニュース
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