アルトコイン「HYPE」初期保有者、約338億円超の利益確定売り

ハイパーリキッド(HYPE)の初期大口保有者は10月30日、保有する507万HYPEのうち499万HYPEを売却し、約2億2876万ドル(約338億5600万円)を得たことが明らかになった。
ブロックチェーン分析企業Lookonchainによれば、このクジラは9か月前に平均16.23ドルで507万HYPEを取得しており、当時の取得額は約8228万ドル(約121億7700万円)だったという。
今回の売却価格は取得単価から約182%上昇しており、大幅な利益確定となった形だ。
市場への影響と今後の価格動向
今回の初期大口保有者(通称クジラ)による大規模な売却は、市場心理の変化を示す重要なシグナルとされ、他の主要保有者が追随する可能性が懸念されている。
ブロックチェーン分析によれば、クジラがHYPEトークンのような将来性のあるアルトコインを売却すると、市場流動性が低下し、短期的な価格調整につながる傾向があるという。
今回の平均売却価格45.82ドルは心理的な抵抗線、初期取得単価16.23ドルは重要な支持線として注目される。さらに、過去の事例では、大規模売却後24時間以内に取引量が20〜30%増加するケースも確認されている。
今回の取引は、経験豊富な仮想通貨保有者による戦略的な動きとみられる。
実際、Lookonchainは9月16日に別のクジラが約900万ドル(約13億3,200万円)相当のHYPEトークンを新たなDEX「Aster」へ移動させたと報告した。
加えて、ChainCatcherの報道では、9月24日に特定のクジラが10倍レバレッジを用い、約2050万ドル(約30億3400万円)規模のHYPEロングポジションを構築していたことが明らかになった。
市場アナリストは、こうした一連の動きがハイパーリキッドエコシステム全体におけるポートフォリオの再編成を示していると分析している。