グレイスケール、ソラナETFの手数料を期間限定で無料化

デジタル資産運用大手のグレイスケール・インベストメンツは5日、同社のソラナ信託ETFのスポンサー手数料を期間限定で完全に免除すると発表した。
手数料ゼロ戦略で市場シェア拡大を狙う
BlockBeatsNewsの情報によると、グレイスケールはGSOLのスポンサー手数料を最大3ヶ月間、又はファンドの運用資産総額が10億ドルに達するまで免除する。
どちらか早い方の条件が適用される。
この手数料免除は、新規および既存のGSOL投資家の両方が対象となる。
グレイスケールは発表で「グレイスケール・ソラナ信託ETFのスポンサー手数料を免除し、ステーキング期間中の関連手数料を引き下げる」と説明した。
現在、同ファンドは保有するソラナ(SOL)の最大100%をステーキングしており、7.23%のステーキング利回りを提供している。
この施策は、投資家にとってコスト面と利回り面の両方で競争力を高めるものとなる。
グレイスケールの製品ページによると、免除期間は2026年2月5日に終了する3ヶ月間、またはAUMが10億ドルに到達した時点で終了する。
その後、管理手数料は0.35%に戻る予定だ。現在のAUMは約1億200万ドル(約157億円)である。
機関投資家の関心高まるソラナ
今回の手数料免除は、GSOLの市場浸透と資産規模拡大を短期間で加速させるための施策だ。
0.35%のスポンサー手数料を撤廃することで、投資商品のコスト障壁を取り除き、より広い投資家層を取り込むことを狙っている。
さらに、保有資産の100%をステーキングし、7.23%の報酬率を提供することで、価格上昇リスクと実質的な利回りを同時に得ることが可能となる。
利回り需要が高まる市場環境において、GSOLはETFとして異例のインカム戦略を持つ商品として位置づけられる。
また、免除期間が限定されていることで、投資家の「機会損失を避けたい心理」を刺激し、資金流入を促進する効果も期待される。
既存投資家も免除対象となるため、解約を防ぎつつ追加投資を誘発する設計となっている。
グレイスケールは過去にも手数料引き下げ戦略を活用してきた。
同社はビットコイン中心の事業から多様化を進めており、ソラナのエコシステム拡大と機関投資家の関心を背景に、新たな運用モデルの確立を目指している。