CROが前日比30%急伸|トランプ・メディア提携で強気ムード

アルトコイン 価格分析
暗号資産アナリスト
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免責事項:本記事の価格予測は、入手可能なデータやトレンドに基づいたCrypto News Japan独自の相場分析を示したものであり、投資アドバイスを構成するものではありません。暗号資産は変動が激しく、将来価格の確実な保証はできません。資金の一部または全額を失う可能性があることを理解した上で、必ずご自身の調査およびリスク許容度に基づいて投資判断を行ってください。

暗号資産(仮想通貨)取引大手のクリプト・ドットコムが手がけるトークン「クロノス(CRO)」の価格は27日、前日比で約30%の急騰を見せた

昨年12月以来の高値圏である0.2ドル台まで回復し、マーケット全体にリスクオンのムードが広がっている。

トランプ陣営との提携発表でCROが急騰

CROが前日比30%の急上昇を記録した背景には、トランプ大統領が関与する企業群との大型提携がある。

クリプト・ドットコム、トランプ・メディア、そして買収特化型企業であるヨークビル・アクイジションの三者が、戦略的なビジネスコンビネーションを発表したことで、市場は一気に強気に傾いた。

この提携により、CROを基軸とする新会社CRO Strategy Inc.が設立される予定で、初期資金には合計で64億2000万ドル超が投入される見通しだ。

内訳は、約63億CRO(10億ドル相当)のトークン、2億ドルの現金、2億2000万ドルの株式購入権、そして最大50億ドルの融資枠となっている。

SNS連携や報酬システム導入でCROの実需拡大へ

提携は資金面だけでなく、CROのアルトコインとしてのユースケース拡大にも直結している。

トランプ・メディアは、自社が運営するSNSであるトゥルース・ソーシャルにCROを統合し、ユーザー報酬として機能させる構想を打ち出した。

ユーザーは投稿やシェアなどのアクションを通じてポイントを獲得し、それをCROに交換できる仕組みになるという。

このシステムを支えるのが、クリプト・ドットコムが提供する仮想通貨ウォレットのインフラだ。

これにより、CROはソーシャルメディアやストリーミングといった大衆向けの領域でも使用されるようになり、中長期的な需要拡大が期待されている。

株式上場とロックアップで市場の信頼構築も狙う

ヨークビル・アクイジションは、CRO関連企業のクラスA普通株をナスダックに上場申請しており、ティッカーはMCGA(Make Crypto Great Again)が予定されている。

取引開始後は、1年間のロックアップ期間と、さらに3年間にわたる段階的なリリース制限を設ける予定だ。

これは、短期的な投機売りを抑制し、長期投資家の信頼を獲得するための施策と見られている。

今回の提携を通じて、CROのエコシステムは仮想通貨の枠を超え、政治、メディア、そして伝統的な金融市場との接点を強化しつつある。

テクニカル分析:クロノス(CRO)は上昇基調へ移行か、それとも過熱気味か?

現在のCROの価格動向をより正確に把握するため、週足と日足チャートを通して中長期・短期の市場トレンドを読み解いていく。

長期チャートに見る蓄積と転換の兆し

CRO週足チャート

出典:TradingView CRO/USD 週足(2022年~現在まで)

週足ベースで見ると、CROは2024年初頭からおよそ1年半以上にわたって、0.07〜0.23ドルのレンジ内で横ばい推移を続けている。

特に0.07ドル付近は、これまでに3度も明確な反発を見せており、強固な支持帯として機能している。

直近では、20週移動平均線が100週移動平均線を上抜けるゴールデンクロスが形成されており、これが長期的なトレンド転換のサインと見られている。

この動きは、2024年の高値である0.23ドルを再度試す展開へと向かう可能性を示唆する。

ただし、現在の価格は20週移動平均線からやや乖離しており、テクニカル的には過熱感が意識されやすい局面。調整を挟む可能性も排除できない状況にある。

短期チャートは「一時的な熱狂」と「押し目の見極め」がカギ

CRO日足チャート

出典:TradingView CRO/USD 日足(2024年11月~現在まで)

日足チャートでは、2025年上半期にかけて0.12ドルを割り込む低迷期が続いたが、7月下旬に入ってから流れが一変。

20日移動平均線が100日線を上抜ける形でゴールデンクロスが発生し、短期的なトレンドが一気に好転した。

このクロスを契機に、CROは急伸し、0.20ドルの節目をあっさり突破。現在は20日線を支えにしながら堅調な動きを見せている。

ただし、相対力指数(RSI)はすでに買われすぎを示す水準に達しており、短期的には調整局面入りの可能性が高まっている。

その際の下値目処としては、20日移動平均線の位置する0.16ドル付近が注目される。

ここでの値動きが、今後の上昇トレンドが継続するか、あるいは一時的な反落となるかの分岐点となりそうだ。

エントリーポイントと利確ポイント

CROの直近チャートと主要なテクニカル指標をもとに、エントリーの狙いどころと利確の目標値を整理。

日足での強気サインと、週足で続く広めのレンジ相場を踏まえ、売買タイミングを見極める上での戦略的な判断材料を提示していく。

エントリーポイント:0.16〜0.18ドルの押し目形成を注視

CROは現在0.20ドル付近まで上昇しており、RSIは買われすぎの水準に達している。

短期的な調整が入る可能性がある中で、押し目買いの狙いどころは0.16〜0.18ドルのサポートゾーン。このエリアは20日移動平均線と重なる重要な価格帯でもある。

ローソク足が下ヒゲを伴って反発の兆しを見せた場合、分割エントリーでポジションを取る戦略が有効だ。

利確ポイント:0.23ドルブレイク後は、0.26ドル〜0.30ドルを視野に

利確の第一目標は、2024年高値圏にあたる0.23ドル付近。ここは週足レンジの上限であり、売りが出やすい節目でもあるため、一部利確を検討するには適した水準。

このラインを明確に突破できれば、次のターゲットは0.26〜0.27ドル、更なるターゲットとして0.30ドルが候補となる。

相場の勢いが強ければ、ポジションの一部を維持しつつ、さらなる上昇を狙う展開も視野に入れたい。

リスク管理(損切ライン):0.15ドルを明確に割り込むと注意

サポートとして意識される0.16ドルを明確に下抜けた場合、0.15ドル割れが短期的な下落トレンド入りのシグナルとなる。

終値ベースでこの水準を割り込んだ場合は、一旦ポジションをクローズし、次のエントリー機会を見極めるのが得策か。

総評

現状のCROは、強いファンダメンタルとテクニカルが噛み合う上昇初動段階にあるが、短期的な過熱も見え始めている。

焦って飛び乗るより、押し目での冷静なエントリーと段階的な利確を重視したい局面だ。戦略的に構えることで、ボラティリティの恩恵を最大限活かすことができるだろう。

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