ストラテジー、12.5億ドルでBTC追加購入|総保有68万枚超え

ストラテジーは12日、1万3627 BTCを約12億5000万ドルで追加購入した。
これにより同社のビットコイン(BTC)総保有量は68万7410 BTCに達し、総取得額は約518億ドル、平均取得単価は7万5353ドルとなった。
購入資金はクラスA普通株式と優先株の発行を通じて調達。
2026年最大の買い増し、70万BTC目前
SECへの提出書類によると、今回の購入は1月5日から11日にかけて実施され、1BTCあたりの平均購入価格は9万1519ドル。
2026年に入って最大規模の買い増しであり、2025年7月以来最大の単一購入となった。
資金調達の内訳は、クラスA普通株式680万株の売却で約11億3000万ドル、シリーズA永久優先株「ストレッチ」119万株の売却で約1億1910万ドル。
同社は12月末以降3週連続でおすすめ仮想通貨のビットコインを買い増しており、70万BTCの大台が視野に入っている。
MSCI指数除外を回避、株価は上昇
同社にとって追い風となったのが、MSCIの決定だ。
世界的な指数算出会社MSCIは1月6日、デジタル資産財務会社(DATCO)を2026年2月の指数見直しで除外しない方針を発表した。
MSCIは当初、総資産の50%以上をデジタル資産が占める企業を除外する案を提示していた。
もし実施されていれば、指数連動型ファンドから数十億ドル規模の売り圧力が発生する可能性があった。
決定を受け、ストラテジーの株価は時間外取引で6%以上上昇。
含み益1.6兆円、財務基盤も強化
ビットコイン価格が9万ドル台で推移する中、同社の保有BTCの評価額は約620億ドルに達する。
取得コストを差し引いた含み益は約102億ドルと試算される。
同社は財務安定性を維持するため、ドル準備金を22億5000万ドルに増額。
優先配当の支払いや債務履行に備えている。
マイケル・セイラー会長を含む経営陣は、同社が単なる投資ファンドではなく、ビットコインを生産的な資本として活用する事業会社であると強調している。