ビットバンク、仮想通貨の「信用取引」を提供開始|11日から

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暗号資産ジャーナリスト
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日本の暗号資産(仮想通貨)取引所ビットバンクは7日、2024年11月11日から「信用取引」サービスを提供することを発表した。

サービス開始当初は、仮想通貨のビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)の3銘柄でレバレッジ取引(〜2倍)が可能となる。

また、2025年3月11日までキャンペーンを実施し、建玉金利は無料(通常年14.60%)、取引手数料は-0.02%(メイカー取引)になるという。

仮想通貨の信用取引が可能に


「信用取引」とは、投資家が現金や仮想通貨を借り入れることで、少額の資金で大きな取引(仮想通貨取引所レバレッジ取引)が可能になる取引の仕組みだ。

たとえば、特定の銘柄の価格が上昇すると考える場合は現金を借りて銘柄を購入、下落すると考える場合は銘柄を借りて現金を売却および買い戻しといったかたちとなる。

そのため、銘柄価格の上昇・下落どちらの局面にも対応した取引が可能となっている。

特に仮想通貨においては、株式など他金融商品に比べ銘柄価格の変動性(ボラティリティ)が高いことが知られており、信用取引には高いニーズがある。

ただし信用取引は現物取引に比べ、少額の資金で大きな取引している分、利益および損失の幅が大きくなる。そのため、追加保証金やロスカットがあることに注意が必要だ。

また、借り入れには金利などのコストが発生することや一定期間内での決済しなければならないというルールがあることにも配慮が必要となる。

同取引所においても、そのような信用取引ルールに基づいてサービスが提供がされる。

創業から10周年


同取引所を運営するビットバンク株式会社は5月、創業から10周年を迎えた。また、それを記念し、10年間を振り返る特設サイトも公開した。

同取引所はこれまで、仮想通貨の取引所および販売所サービスを提供してきた。低手数料で現物取引ができることが特徴で、2023年には国内現物取引高シェア率が約20%を記録している。

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