バイナンスジャパン、国内初となるFETの取扱いを開始

仮想通貨取引所
Sui DeFi Researcher / Scallop Ambassador
監修
最終更新日: 

暗号資産取引所のバイナンスジャパンは11日、日本市場向けの新たな銘柄としてArtificial Superintelligence Alliance(FET)の取扱いを開始した。

国内初のFET上場とサービス詳細

発表によると、FETの取引は2025年12月12日の17時(日本時間)より開始される予定だ。

今回の取扱いは日本の暗号資産取引所として初の事例となり、国内市場において重要な節目となる。

対象となるサービスには、現物取引のほか、自動購入やBinance Payが含まれる。

提供される通貨ペアはFET/BTCおよびFET/BNBの2種類で、対応ネットワークはFetch.aiおよびイーサリアム(ERC20)となっている。

今回の新規上場により、バイナンスジャパンの取扱銘柄数は合計で64種類となった。

これには現在取引停止中のMKRも含まれるが、国内の交換業者としては最多水準のラインナップとなる。

同社は関東財務局長第00031号として登録されており、日本暗号資産取引業協会の会員でもある。

法令遵守を維持しながら、先端技術に関連するデジタル資産の拡充を進めている。

人工知能とブロックチェーンの融合

FETは、Fetch.aiネットワークのユーティリティトークンとして機能している。

このネットワークは、人工知能とブロックチェーンを組み合わせた分散型プラットフォームだ。

プラットフォーム上では、自律的に動作するエージェントがサービスやデータを交換する仕組みが構築されている。

FETはネットワーク手数料の支払いやサービス利用、エコシステム内でのステーキングに使用される。

また、FETは「Artificial Superintelligence Alliance」の一部を構成している。

これはFetch.aiとSingularityNETによって形成された分散型AIコンソーシアムである。

将来的にネットワークがArtificial Superintelligence Networkへ移行する計画で、それに伴いトークンもFETからASIへ1対1の比率で統合される予定だ。

今回のFET上場は、急速に成長するAI関連の暗号資産セクターにおける戦略的な拡大を示している。

日本の投資家にとっては、規制された国内取引所を通じてAI特化型トークンへアクセスできる初の機会となり、市場参加の裾野拡大につながる可能性がある。

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