トランプ関連企業、BTC保有量を5843枚に拡大|世界18位浮上

トランプ一族が支援する暗号資産(仮想通貨)マイニング企業アメリカン・ビットコインは27日、ビットコイン(BTC)保有量が5843枚に達した。
2025年9月のナスダック上場から約5カ月で、企業別保有ランキングは30位から18位へと急上昇。
ナカモト・インクやゲームストップを上回り、ギャラクシー・デジタルに迫る水準となった。
上場後116%のBTC利回りを達成
アメリカン・ビットコインは、2025年9月3日のナスダック上場から2026年1月25日までのBTC利回りが約116%に達したと明らかにした。
この指標は資本調達を除き、仮想通貨マイニングと購入による保有量の増加を反映したもの。
同社は1月だけで1日あたり約17BTCのペースで蓄積を進め、1月1日から25日までに425BTCを積み増した。
2025年第3四半期決算時点の保有量は約4000BTCだったため、数カ月で1800BTC以上増加した計算になる。
同社はビットコインを短期的な流動性資金ではなく、長期的なバランスシート資産として位置づける戦略を採用。
エリック・トランプ最高戦略責任者は「5カ月足らずで30位から18位に躍進した」と成果を強調した。
ハット8傘下で急拡大するマイニング事業
アメリカン・ビットコインはドナルド・トランプ・ジュニア氏とエリック・トランプ氏が約20%を所有し、残りの約80%をデータセンター大手ハット8が保有する構造。
2025年3月にハット8のマイニング事業から分離し、グリフォン・デジタル・マイニングとの合併を経て独立した上場企業となった。
テキサス州ベガに拠点を置く同社の施設は、サッカー場5面分の広さを持つデータセンター。
約7万8000台のマイニングマシンを稼働させ、風力発電により最大45%の電力を賄う。
トランプ一族の仮想通貨帝国
トランプ一族の仮想通貨ベンチャーは2026年1月時点で帳簿上30億ドル以上の価値に達している。
2025年10月までの1年半で少なくとも10億ドルの税引前利益を計上したとみられる。
一族のポートフォリオには、WLFIのステーブルコイン「USD1」やTMTGなども含まれる。
ワールド・リバティは2026年1月、連邦銀行免許を申請している。