仮想通貨AIエージェント「ai16z」、Bybit上場後に26％上昇

暗号資産（仮想通貨）取引所のBybitは6日、ソラナチェーンを基盤とするAIエージェント銘柄「ai16z」の上場を発表した。

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— Bybit (@Bybit_Official) January 6, 2025

今回の上場発表後、ai16zの価格は約26％上昇し、7日には一時2.31ドルを記録した。

AIエージェント銘柄「ai16z」とは？

ai16zは、次世代の投資DAO（分散型自律組織）とAIエージェント作成フレームワーク「Eliza」を提供する仮想通貨プロジェクトだ。

• 投資DAO
  ：メンバー全員がプロジェクトの意思決定に参加可能な透明性の高い投資エコシステムを構築。AIやWeb3.0領域における有望プロジェクトへの投資を効率化し、投資家に公平な投資環境を提供。
• AIエージェント作成フレームワーク「Eliza」
  ：AIエージェントを簡単に作成、トレーニング、実装できるツールキットを提供。開発コストを抑えつつ、誰でも高性能なAIエージェントを効率的に作成可能。

AI技術とブロックチェーンの融合を通じて、自律的にデータ分析や自動取引、ウォレット間送金を行うスマートコントラクトの実現をサポートしている。

ai16zの急成長を後押しする要因

ai16zは過去30日間で280％を超える成長率を記録しており、その将来性が期待される有望銘柄だ。この急成長の背景には、次の将来計画が関係している。

• 独自レイヤー1ブロックチェーン導入
  ：トランザクション処理速度の向上や手数料の削減を実現することで、同チェーン上での新しい分散型アプリケーション（dApps）の開発を促進。
• ステーキング機能の実装
  ：長期投資家に金銭的インセンティブを提供し、ネットワークの安定化を図り、エコシステム全体の信頼性を強化。

これらの新機能の他、GitHubの月間AIリポジトリランキングにおいて、Elizaが1位を獲得したことで、業界の注目を集めている。Elizaの人気が高まることで、AIエージェントを活用する他のプロジェクトや企業との提携が進み、エコシステムの拡大が加速する可能性があるだろう。