卒アルのマツモト、ソラナ活用で新事業検討|株価ストップ高に

卒業アルバム制作大手のマツモトは28日、ソラナ(SOL)ブロックチェーンを活用した次世代DAT(デジタル・アセット・トレジャリー)事業構想の検討を開始した。
1932年創業の老舗印刷会社が、子供たちの活動履歴を改ざん困難なデジタル証明として記録するプラットフォームの開発を目指す。
発表を受け、同社株は29日にストップ高を記録した。
「成長の証明」をブロックチェーンで実現
北九州に本社を置き、年間約7000校に卒業アルバムを納入するマツモト。
今回の構想では「Proof of Growth(成長の証明)」という概念を採用。
個人やチームの活動履歴を時系列で記録・管理する仕組みの構築を研究する。
従来の成績表では評価しきれない取り組み内容や貢献度を可視化する狙いがある。
技術基盤には暗号資産(仮想通貨)ソラナを選定。
高速なトランザクション処理能力と低手数料が、時系列での活動記録保存に適していると判断した。
蓄積された活動データをAIで分析し、成長傾向や特徴を可視化する手法についても検討を進める。
過去の教訓と今後の展望
マツモトは2023年にWeb3事業に参入し、NTTデジタルと提携してデジタル卒業アルバムの開発を進めていた。
しかし収益性の課題から2025年9月にサービスを終了。
この経験を踏まえ、より安定的でコスト効率の良いソラナを新たな技術基盤として選択した。
本構想は中長期的な研究プロジェクトであり、現時点で業績への影響は軽微としている。
特定の評価制度への適用を前提とせず、教育やクリエイティブ分野など幅広い応用を模索する方針。
日本国内では企業によるソラナのブロックチェーン活用が活発化している。
モブキャストホールディングスも2025年11月にソラナ財団認定バリデータに選出されるなど、事業基盤として採用する動きが広がっている。
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