仮想通貨マイニングが次の1000倍候補？トランプ氏参入で追い風

米ドナルド・トランプ大統領の名を冠したWeb3ゲーム「Trump Billionaires Club」が話題を集めています。

しかし、Web3の看板とは裏腹にブロックチェーン要素が限定的なことが明らかになりました。

プレイヤーは暗号資産の要素を完全にスキップすることも可能で、従来型ゲームにブロックチェーンのブランドを纏わせただけのように映ります。

一方、こうした流れとは対照的なアプローチで注目を集めているのがPepeNode（PEPENODE）です。

システム全体の中枢にブロックチェーンを据え、独自のMine-to-Earn（採掘して稼ぐ）モデルで持続可能なGameFi経済の構築を目指しています。

ブロックチェーンが「オプション」のゲームは本当にWeb3か

Trump Billionaires Clubは、サイコロを振って不動産を取得し、ハイローラーの階段を登っていくゲームプレイが特徴です。

100万ドル相当のトランプコイン（TRUMP）配布も謳われており、Open Lootとの統合によりデジタルコレクティブルも提供される予定となっています。

しかし、ゲーム全体はブロックチェーンなしでも完全に機能する設計です。

Web3への参加は明確に任意とされ、プレイヤーは暗号資産以外の通貨で取引することもできます。

「あなたの帝国をオンチェーンに」と謳いながらオフチェーンで機能するこの構造は、GameFiが長年抱えてきた課題を解決するものとは言えません。

かつてAxie InfinityやStepNで見られたように、何百万人もの新規参入者がゲームを通じて仮想通貨に参入し、トークン経済の崩壊と共に去っていった歴史があります。

ブロックチェーンゲームが真に前進するには、こうした問題への解決策が求められているのです。

仮想通貨1000倍を狙う「Mine-to-Earn」の新モデル

PepeNodeはイーサリアム基盤のGameFiプロジェクトで、仮想通貨マイニングをゲーム化した独自のエコシステムを構築しています。

物理的なハードウェアや電気代を必要とせず、ブラウザベースのインターフェースでバーチャルなマイニング体験を提供するのが特徴です。

ゲームプレイでは、プレイヤーに空のサーバールームが渡され、Miner Nodeの購入や施設のアップグレードを通じて効率的なマイニング環境を構築していきます。

すべての行動はPEPENODEで支払われ、設定の最適化次第で獲得報酬が変動する戦略性を備えています。

ホワイトペーパーによると、トークンの70%は永久にバーン（焼却）される設計となっており、ゲームが活発になるほどトークンの希少性が高まる仕組みです。

総供給量は2100億PEPENODEで、トークン配分は開発に35%、事業開発に35%、マーケティングとインフラに15%、ノード報酬に7.5%、成長と上場に7.5%が割り当てられています。

持続可能なトークン経済への挑戦

従来のPlay-to-Earnモデルでは、新規参入者の資金で既存プレイヤーの報酬を賄う構造が持続不可能性の原因となってきました。

PepeNodeはこの課題に対し、デフレ型のトークノミクスで対応しようとしています。

リーダーボード上位のプレイヤーには、ぺぺコイン（PEPE）やファートコイン（FART）といった人気ミームコインがボーナス報酬として配布される可能性があります。

紹介システムでは紹介者がマイニング報酬の2%を獲得でき、コミュニティ主導の成長を促進する仕組みも用意されています。

現在プレセール期間中で、価格は1PEPENODEあたり0.0011873ドル。

プレセールは残り27日で終了予定とされており、その後は取引所でのみ入手可能となります。

GameFiの進化が求められる中、PepeNodeのMine-to-Earnモデルが持続可能な経済システムを実現できるか、今後の展開が注目されます。

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